28PM030|第28回 言語聴覚士国家試験 過去問
投影(映)法はどれか。
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正解: 2
正答
(2)
この問題のポイント
投影法は曖昧で自由度の高い刺激への反応から人格力動を捉える。SCTは未完成文を自由に完成させる文章完成法で、投影法に分類される。
解説
Sentence Completion Testでは「私の父は…」「将来私は…」などの文頭を提示し、被検者に自由に続きを書かせる。刺激が曖昧なため、対人関係、葛藤、欲求、自己像などが回答へ投影されると考え、内容を質的・系統的に解釈する。MMPIとYGは構造化された質問紙法、WPPSIは幼児向け知能検査、MMSEは認知機能スクリーニングであり、いずれも投影法ではない。
選択肢の確認
1.「MMPI」:誤り。多数の真偽式項目と妥当性尺度を持つ客観的質問紙人格検査である。
2.「SCT」:正しい。未完成文を自由に補わせる文章完成法で、言語性投影法に分類される。
3.「YG性格検査」:誤り。質問項目への自己評定から性格特性を測る質問紙法である。
4.「WPPSI」:誤り。幼児の言語理解や知覚推理など知能を測る個別式検査である。
5.「MMSE」:誤り。見当識、記憶、注意、言語、構成を得点化する認知スクリーニングである。
覚えるポイント
投影法にはSCT、ロールシャッハ、TATなどがあり、質問紙法は標準化項目へ選択式で答える。