19PM032第19回 言語聴覚士国家試験 過去問

臨床心理学

Bowlby.J.が提唱した愛着理論に関係ないのはどれか。

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正解: 5

正答

5

この問題のポイント

Bowlbyの愛着理論は、養育者との情緒的な絆が危険時の保護と探索の安全基地をもたらし、その経験が内的作業モデルとして後の対人関係に影響すると考える。ダイナミック・システムズ・アプローチは別系統の発達観である。

解説

愛着は単なる依存ではなく、乳児が特定の養育者へ接近し、苦痛時に慰めを得て、安心すると環境探索へ戻る行動システムである。「安全基地」はこの探索を支える養育者の機能、「内的作業モデル」は自己と他者に関する期待の心的表象を指す。Ainsworthのストレンジ・シチュエーション法は分離と再会場面から愛着パターンを観察する手続で、Bowlby理論を実証的に発展させた。ダイナミック・システムズ・アプローチは身体、課題、環境の相互作用から行動が自己組織化するとみる。

選択肢の確認

1.安全基地:関係する。養育者を拠点として安心して探索するという愛着の重要概念である。
2.内的作業モデル:関係する。愛着経験から形成される自己・他者への期待表象である。
3.ストレンジ・シチュエーション法:関係する。愛着の個人差を観察する代表的評価法である。
4.情緒的な絆:関係する。特定他者との持続的な情緒的結びつきが愛着である。
5.ダイナミック・システムズ・アプローチ:関係しない。多要因の相互作用を重視する別の発達理論である。

覚えるポイント

愛着理論は「情緒的な絆―安全基地―内的作業モデル―ストレンジ・シチュエーション」を一連で覚える。

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