20AM032|第20回 言語聴覚士国家試験 過去問
構造化面接法を用いるのはどれか。 a.SCID b.M.I.N.I. c.MMPI d.EPPS e.CMI
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正解: 1
正答
(1)
この問題のポイント
診断用の構造化面接と、自己記入式心理検査を区別します。SCIDとM.I.N.I.は質問項目と判定手順が標準化された精神疾患診断面接であり、aとbが該当します。
解説
SCIDはDSMの診断基準に沿って訓練された面接者が質問し、症状の有無や経過から診断を系統的に判定する構造化・半構造化面接です。M.I.N.I.は主要な精神疾患を比較的短時間で評価する構造化診断面接で、分岐質問に従って進めます。MMPIは多数の真偽式項目から臨床尺度・妥当性尺度を得る人格検査、EPPSはMurrayの欲求理論に基づき欲求傾向を測る質問紙です。CMI健康調査表は身体的・精神的自覚症状を質問紙で把握するスクリーニングであり、面接者が標準化質問を順番に行う構造化面接ではありません。
選択肢の確認
1.「a,b」はSCIDとM.I.N.I.の双方が診断用構造化面接であり正答です。
2.「a,e」はSCIDのaは該当しますが、CMIのeは自己記入式健康調査表です。
3.「b,c」はM.I.N.I.のbは該当する一方、MMPIのcは人格質問紙です。
4.「c,d」はMMPIとEPPSがともに質問紙型人格検査で、構造化面接ではありません。
5.「d,e」はEPPSもCMIも標準化された質問紙であり、診断面接の組合せではありません。
覚えるポイント
SCID・M.I.N.I.は面接、MMPI・EPPS・CMIは質問紙です。「構造化」は質問内容・順序・判定規則を標準化して面接者差を減らすことを意味します。