20PM026第20回 言語聴覚士国家試験 過去問

臨床心理学

Ekman,P.の基本的表情でないのはどれか。

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正解: 1

正答

(1)

この問題のポイント

Ekmanが文化を越えて認識されやすいとした基本感情の表情を確認します。無表情である中立は比較の基準にはなりますが、基本的感情の一つではありません。

解説

Ekmanの古典的な基本感情には、幸福・喜び、悲しみ、怒り、恐れ、驚き、嫌悪が挙げられます。これらはそれぞれ特徴的な顔面筋活動パターンを持ち、異なる文化間でも一定程度共通して認識されるという研究から整理されました。中立表情は特定の感情表出が目立たない状態で、表情刺激の実験では対照条件として用いられますが、基本感情のカテゴリーではありません。本問の幸福、驚き、悲しみ、嫌悪はいずれも基本的表情に含まれるため、中立だけが該当しません。後の議論では基本感情の数や分類に拡張がありますが、国家試験では古典的な六感情を押さえます。

選択肢の確認

1.「中立(無表情)」は感情を表す基本的表情ではなく、対照となる状態なので正答です。
2.「幸福(喜び)」は口角の挙上や眼周囲の変化を伴う基本的表情に含まれます。
3.「驚き」は眉の挙上、開眼、開口などを特徴とする基本的表情です。
4.「悲しみ」は眉内側の挙上や口角低下などを伴い、基本感情に含まれます。
5.「嫌悪」は鼻にしわを寄せ上口唇を挙げるなどの特徴があり、基本的表情です。

覚えるポイント

基本六感情は「喜び・悲しみ・怒り・恐れ・驚き・嫌悪」です。中立は感情カテゴリーではなく、比較の基準です。

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