21AM027第21回 言語聴覚士国家試験 過去問

臨床心理学

Maslow,A.H.の欲求階層において最上位のものはどれか。

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正解: 3

正答

(3)

この問題のポイント

Maslowの欲求階層では、生理的欲求、安全、愛と所属、承認・尊重を経て、自己の可能性を実現しようとする自己実現欲求を最上位に置く。

解説

欲求階層説は、生命維持に直結する基礎的欲求から、成長と存在価値に関わる高次欲求へ段階的に整理する。最下層は食物・睡眠などの生理的欲求、その上が危険を避け安定を求める安全の欲求、他者と結び付く愛と所属の欲求、評価や自尊を求める承認・尊重の欲求である。最上位の自己実現は、自分の能力・創造性・価値を十分に発揮し、自分らしい目標を成し遂げようとする欲求を指す。実際の人間行動は必ず固定順ではないが、理論上の配置を問う問題である。

選択肢の確認

1.「愛と所属の欲求」:愛と所属の欲求は対人関係、集団への所属、親密さを求める第3層で、自己実現より下位に置かれる。
2.「安全の欲求」:安全の欲求は身体的危険や生活不安を避け、安定・秩序を求める第2層である。
3.「自己実現の欲求」:自己実現の欲求は自己の能力や可能性を最大限に発揮しようとする成長欲求で、基本的な5段階では最上位である。
4.「承認と尊重の欲求」:承認と尊重の欲求は他者からの評価だけでなく自尊・有能感を求める第4層で、自己実現の一つ下に位置する。
5.「生理的な欲求」:生理的な欲求は食事、水分、睡眠など生命維持に必要な最基礎層で、階層の最上位ではない。

覚えるポイント

下から生理→安全→愛・所属→承認・尊重→自己実現。欠乏を満たす欲求から成長欲求へ上がる順で覚える。

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