第21回・2019年

21AM030|第21回 言語聴覚士国家試験 過去問

人格(パーソナリティー)を体型で分類した人物はどれか。

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正解1

正答

(1)

この問題のポイント

Kretschmerは細長型・肥満型・闘士型などの体型と気質・精神疾患傾向を対応させて人格を類型化した。

解説

人格理論には類型論と特性論がある。Kretschmerは身体的特徴から細長型、肥満型、闘士型などへ分類し、各体型と分裂気質・循環気質などの関連を論じた代表的な体型類型論者である。GoldbergはBig Fiveを表す語彙研究、Cattellは因子分析による16人格因子、Eysenckは外向性・神経症傾向・精神病傾向などの次元、Allportは人格特性論と個性記述で知られる。『体型で分類』という方法論を手掛かりに人物を選ぶ。

選択肢の確認

1.「Kretschmer,E.」:Kretschmerは細長型・肥満型・闘士型という体型と気質を関連付けたため、設問に該当する。
2.「Goldberg,L.R.」:Goldbergは人格記述語の語彙的研究からBig Five因子の普及に寄与したが、体型分類の人物ではない。
3.「Cattell,R.B.」:Cattellは因子分析を用いて16の根源特性を提唱した特性論者で、身体形態による類型ではない。
4.「Eysenck,H.J.」:Eysenckは人格を外向性、神経症傾向、精神病傾向などの連続次元で捉えた。
5.「Allport,G.W.」:Allportは個人の行動を方向付ける人格特性を重視し、共通特性・個人特性などを論じた。

覚えるポイント

体型類型=Kretschmer、16因子=Cattell、外向性など3次元=Eysenck、特性論=Allport、Big Five=Goldberg。

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