20PM029|第20回 言語聴覚士国家試験 過去問
防衛機制でないのはどれか。
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正解: 3
正答
(3)
この問題のポイント
防衛機制は、不安や葛藤から自我を守るために無意識的に働く心理過程です。固着は発達が特定段階にとどまる概念で、本問では防衛機制に含めません。
解説
否定は受け入れ難い現実の存在を認めない防衛、抑圧は苦痛な欲求や記憶を意識から締め出す防衛です。投影は自分の受け入れ難い感情や衝動を他者のものとして知覚します。逃避は不安や葛藤を生む状況から心理的・行動的に離れる対処として、防衛的反応に位置づけられます。これに対して固着は、精神分析的発達論で欲動や対処様式がある発達段階に強く結び付いたままになることを指します。個別の葛藤場面で働く否定・投影・抑圧などと同じ防衛機制の選択肢としては扱われないため、固着が正答です。
選択肢の確認
1.「否定」は不快な現実を存在しないものとして扱う代表的な防衛機制です。
2.「逃避」は不安を引き起こす対象や状況から退く防衛的反応として位置づけられます。
3.「固着」は発達が特定段階にとどまる概念で、本問が求める防衛機制ではないため正答です。
4.「投影」は自分の認め難い衝動や感情を他人が持つものと捉える防衛機制です。
5.「抑圧」は受け入れ難い内容を無意識へ押し込め、意識化を防ぐ基本的な防衛機制です。
覚えるポイント
否定は現実を認めない、投影は自分の感情を他者へ帰す、抑圧は意識から締め出すと整理します。固着は発達段階へのとどまりです。