19PM034|第19回 言語聴覚士国家試験 過去問
青年期における心理の特徴を記述する用語として誤っているのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
青年期は子どもから成人への移行期で、社会的役割を試す役割実験、決定を猶予されるモラトリアム、親から精神的に自立する心理的離乳、アイデンティティの模索が特徴となる。第一反抗期は幼児期の現象である。
解説
青年は進路、価値観、職業、対人関係などの可能性を試しながら、自分は何者かを統合していく。Eriksonの同一性対同一性拡散、Marciaの探索とコミットメント、社会が青年に与える心理社会的モラトリアムなどが関連する。親への依存から離れ、対等な関係へ再編する過程は心理的離乳と呼ばれる。反抗は青年期にもみられるが、発達用語として「第一反抗期」は自我が芽生え「いや」「自分で」と主張する2~3歳頃、「第二反抗期」が青年期に対応する。
選択肢の確認
1.役割実験:適切。複数の役割や価値を試して自己像を形成する青年期の営みである。
2.モラトリアム:適切。成人としての最終決定を猶予され探索する時期を表す。
3.心理的離乳:適切。親から情緒的・精神的に自立して関係を再構成する過程である。
4.第一反抗期:誤り。幼児期の自我発達に伴う反抗を指し、青年期は第二反抗期である。
5.アイデンティティの模索:適切。青年期の中心的な心理社会的課題である。
覚えるポイント
第一反抗期=幼児期、第二反抗期=青年期。青年期は探索、モラトリアム、心理的離乳、同一性形成でまとめる。