19AM031|第19回 言語聴覚士国家試験 過去問
投影法でないのはどれか。
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正解: 3
正答
(3)
この問題のポイント
エゴグラムは交流分析の自我状態を質問紙などで数量化する検査で、曖昧刺激への自由反応から内面を投影させる投影法ではない。
解説
投影法は構造化の低い刺激を提示し、反応内容や形式に欲求・葛藤・対人認知などが投影されると考えて解釈する。ロールシャッハ・テストはインクの染み、絵画統覚検査は人物場面画、文章完成法は未完成文、絵画欲求不満テストは欲求不満場面への吹き出し反応を用いる。エゴグラムは親・成人・子どもなどの自我状態のエネルギー配分をプロフィールで示す方法で、標準化質問紙なら自己報告法に属する。刺激の曖昧さと採点の客観性が分類の手掛かりとなる。
選択肢の確認
1.「ロールシャッハ・テスト」:ロールシャッハ・テストは多義的なインク図版への反応を解釈する代表的投影法である。
2.「絵画統覚検査」:絵画統覚検査は曖昧な人物画から物語を作らせ、欲求や対人関係を検討する投影法である。
3.「エゴグラム」:エゴグラムは交流分析に基づく自我状態の質問紙プロフィールであり、投影法ではない。
4.「文章完成法」:文章完成法は未完成文を自由に補わせ、その内容に心理的特徴が表れると考える投影法である。
5.「絵画欲求不満テスト」:絵画欲求不満テストは葛藤場面への言語反応を求める半構造化された投影法である。
覚えるポイント
ロールシャッハ・TAT・SCT・P-Fスタディは投影法、エゴグラムは交流分析の質問紙、とまとめる。