27AM051第27回 言語聴覚士国家試験 過去問

言語聴覚障害総論

言語聴覚障害の分類と各障害との組み合わせで正しいのはどれか

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正解: 3

正答

(3)

この問題のポイント

言語聴覚障害を、聴覚、発声発語、言語機能、摂食嚥下、高次脳機能という主な障害領域に分類する。障害名が示す処理段階を見極める。

解説

純粋語唖は発話運動のプログラミング・実行に選択的な障害があり、理解や書字が比較的保たれながら自発話が著しく障害される病態で、言語機能の障害として扱われる。感覚性失音楽は音楽認知の高次障害、伝導失語は復唱障害を中心とする言語機能障害、本能性把握は前頭葉損傷などでみられる把握反射、吃音は発話の流暢性障害であり、提示された分類とは対応しない。

選択肢の確認

1.「聴こえの障害―感覚性失音楽」:誤り。失音楽は聴力低下そのものではなく、音楽を認知する高次機能の障害である。
2.「発声発語の障害―伝導失語」:誤り。伝導失語は音韻処理・復唱を中心とする失語症で、言語機能障害である。
3.「言語機能の障害―純粋語唖」:正しい。理解・書字に比べ発話表出が選択的に障害される言語症状である。
4.「食べることや呑み込み―本能性把握」:誤り。本能性把握は手掌刺激で把握する前頭葉性の運動行動で、嚥下障害ではない。
5.「高次脳機能障害―吃音・流暢性障害」:誤り。吃音は発声発語領域の流暢性障害として分類される。

覚えるポイント

失語・純粋語唖は言語機能、失音楽・失行は高次機能、吃音は流暢性、聴力低下は聴こえ、嚥下障害は摂食嚥下と整理する。

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