27PM026第27回 言語聴覚士国家試験 過去問

認知心理学

特定の感覚が生じる最弱の刺激強度を表すのはどれか。

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正解: 1

正答

(1)

この問題のポイント

特定の感覚を初めて生じさせる最小刺激強度は刺激閾、または絶対閾です。二つの刺激の差を感じる最小量である弁別閾と区別します。

解説

心理物理学では、刺激強度を徐々に変え、検出反応が一定割合で現れる点を閾値として推定します。理論上の境界が常に一回で明瞭に得られるわけではないため、恒常法、極限法、調整法などを用い、例えば50%検出点を刺激閾とします。適刺激はある感覚受容器が最も低いエネルギーで反応しやすい刺激の種類で、網膜なら光、蝸牛なら音です。弁別閾は標準刺激と比較刺激の差を識別できる最小差で、Weber比と関係します。標準刺激は比較判断の基準として提示する刺激です。「感覚が生じる最弱」という検出課題か、「違いが分かる最小差」という比較課題かを読み分けます。

選択肢の確認

1.「刺激閾」は感覚が生じる最小強度を表すため○です。
2.「刺激頂」は心理物理学の該当する基本閾値概念ではなく×です。
3.「適刺激」は受容器に最も適した刺激の種類で、強度の最小値ではなく×です。
4.「弁別閾」は二刺激間の違いを識別できる最小差なので×です。
5.「標準刺激」は比較の基準として固定する刺激であり×です。

覚えるポイント

あるかないかを検出=刺激閾、違いを検出=弁別閾、受容器に適したエネルギーの種類=適刺激です。

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