27PM043第27回 言語聴覚士国家試験 過去問

言語学

間接受身はどれか。

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正解: 3

正答

(3)

この問題のポイント

間接受身は、他者の行為によって主語が迷惑・影響を受ける構文で、能動文に主語が直接の対象として現れません。「子どもに泣かれた」が該当します。

解説

「子どもが泣いた」という能動文には、受身文の話者「私」は目的語として含まれません。それでも「私は子どもに泣かれた」とすると、子どもの泣く行為によって困ったという被害・影響を表し、間接受身になります。「子どもが私をぶった」から作る「私は子どもにぶたれた」は、直接目的語が主語になった直接受身です。「社長が来られた」の「られる」は主語を高める尊敬、「薬を飲めた」は可能、「そのように思われた」は判断が自然に生じる自発の用法です。同じ助動詞「れる・られる」が受身、尊敬、可能、自発を表すため、意味役割と対応する能動文を確認します。

選択肢の確認

1.「社長が来られた」は社長への尊敬を表し、受身でなく×です。
2.「子どもにぶたれた」は「私をぶった」の直接目的語が主語になる直接受身で×です。
3.「子どもに泣かれた」は泣く行為から間接的影響を受けるため○です。
4.「薬は苦かったけど飲めた」は可能を表し×です。
5.「私にはそのように思われた」は自発的判断の用法で×です。

覚えるポイント

元の能動文に受身主語が目的語としてある=直接受身、ないのに影響を受ける=間接受身です。

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