28PM042第28回 言語聴覚士国家試験 過去問

言語学

「景品の旅行券」と同じ機能を持つ「の」はどれか。

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正解: 4

正答

(4)

この問題のポイント

「景品の旅行券」の「の」は、前後の名詞が同一対象を別の名称・属性で言い換える同格を表す。「先生の田中さん」も先生=田中さんという同格である。

解説

「景品の旅行券」は、旅行券が景品に所属するというより、「景品である旅行券」と前名詞が後名詞の資格・種類を示す同格関係である。「先生の田中さん」も「先生である田中さん」と言い換えられ、同じ同格の「の」である。「田中さんの小説・資産・お父さん」は所有者、作者、親族関係など田中さんと後部名詞が別対象である。「皆勤賞の田中さん」も通常は賞を得た者という関係で、賞そのものと田中さんが同一ではない。

選択肢の確認

1.「田中さんの小説」:誤り。田中さんが作者または所有者で、小説と田中さんは同一対象でない。
2.「皆勤賞の田中さん」:誤り。賞の受賞者という関係を表し、皆勤賞=田中さんではない。
3.「田中さんの資産」:誤り。所有者と所有物の関係を表す。
4.「先生の田中さん」:正しい。「先生である田中さん」という同格関係である。
5.「田中さんのお父さん」:誤り。田中さんと父との親族関係を表す。

覚えるポイント

同格の「の」は「AであるB」と言い換えられる。所有・主体・対象・所属の「の」と意味関係を比べる。

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