19AM043第19回 言語聴覚士国家試験 過去問

言語学

下線部(【】内)が動作の継続を示すのはどれか。

解答・解説を見る

正解: 1

正答

(1)

この問題のポイント

「笑っています」は、発話時点で笑う動作が進行・継続していることを表す。他の例は変化後の状態や身につけた状態を表す結果状態の用法である。

解説

日本語の「~ている」には、動的な出来事が進行中である進行相と、瞬間的な変化が完了して結果が残る結果相がある。「男の人が笑っています」は笑う活動そのものの継続として自然に解釈される。「照明が消えている」は消灯後の暗い状態、「赤い服を着ている」は着用結果、「会議が始まっている」は開始後の状態、「部屋が片付いている」は片付けの結果を表す。動詞が持続動詞か瞬間的変化動詞か、発話時に何が続いているかを確認すると判別できる。

選択肢の確認

1.「男の人が笑っ【ています】。」:「笑っています」は笑う動作が発話時にも進行しているため、動作の継続を示す。
2.「部屋の照明が消え【ています】。」:「照明が消えています」は消える瞬間の継続でなく、消えた後の状態を表す。
3.「女の人が赤い服を着【ています】。」:「赤い服を着ています」は着る動作の途中より、着用している結果状態を表す。
4.「会議はすでに始まっ【ています】。」:「会議は始まっています」は開始という変化が成立し、その後の開催状態が続く表現である。
5.「部屋の中がきれいに片付い【ています】。」:「片付いています」は片付く変化が完了し、整った状態が保たれていることを示す。

覚えるポイント

「~ている」を見たら、動作そのものが続くのか、変化が終わった後の状態が続くのかを問う。

関連問題

19AM04219AM044
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)