28AM044|第28回 言語聴覚士国家試験 過去問
前と後ろの要素の意味関係が異なるのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
「安売り・斜め読み・固ゆで・早寝」は前要素が後の動作の様態を修飾する関係である。「歯磨き」だけは前要素「歯」が「磨く」の対象となる目的語―動詞関係で異なる。
解説
複合語の内部関係を、元の句へ展開して判定する。「安売り」は安く売る、「斜め読み」は斜めに読む、「固ゆで」は固くゆでる、「早寝」は早く寝ると展開でき、いずれも前項が後項の動作を副詞的に限定する。「歯磨き」は歯を磨くであり、「歯のように磨く」「歯らしく磨く」ではない。表面上はいずれも名詞化した複合語でも、格関係・修飾関係を補って比較すると異質なものが分かる。
選択肢の確認
1.安売り:同じ型。「安く売る」で様態・程度を修飾する。
2.ななめ読み:同じ型。「斜めに読む」で読み方を修飾する。
3.固ゆで:同じ型。「固くゆでる」で仕上がり・様態を修飾する。
4.歯磨き:異なる。「歯を磨く」で歯は動作対象を表す。
5.早寝:同じ型。「早く寝る」で時間的様態を修飾する。
覚えるポイント
複合語を「Xく/XにV」か「XをV」へ戻す。歯磨きだけが目的語―動詞の関係。