Y2018M04Q262018年4月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問

エックス線の測定に関する知識シンチレーション・半導体検出器

次のA からD までの放射線測定器のうち、線量を読み取るための特別な装置を必要としないものの組合せは(1)~(5)のうちどれか。 A フィルムバッジ B 蛍光ガラス線量計 C PD 型ポケット線量計 D 半導体式ポケット線量計

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正解: 5

正答

(5)

この問題のポイント

TLDは加熱、RPLDは紫外線、OSLDは光刺激で蓄積情報を発光として読み出します。PD型と半導体式ポケット線量計は携帯中に直読できますが、受動型線量計には専用読取器が必要です。フィルムバッジは現像後の黒化度で線量を評価し、複数フィルタの黒化差から線質・実効エネルギーも推定できます。RPLDは銀活性リン酸塩ガラスの蛍光中心を紫外線で励起して読み、読出し後も情報が残るため再読出しできます。

解説

条件を満たす記述は「C,D」です。
A:誤り。フィルムバッジは現像後の黒化度で線量を評価し、複数フィルタの黒化差から線質・実効エネルギーも推定できます。
B:誤り。RPLDは銀活性リン酸塩ガラスの蛍光中心を紫外線で励起して読み、読出し後も情報が残るため再読出しできます。
C:正しい。PD型ポケット線量計は充電した石英繊維の開きが電離による放電で変化する直読式です。
D:正しい。半導体式ポケット線量計はPN接合Siなどで生じる電荷を電気的に積算し、その場で表示できます。

選択肢の確認

1.A,B
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Aは組合せに入れられません。フィルムバッジは現像後の黒化度で線量を評価し、複数フィルタの黒化差から線質・実効エネルギーも推定できます。 Bは組合せに入れられません。RPLDは銀活性リン酸塩ガラスの蛍光中心を紫外線で励起して読み、読出し後も情報が残るため再読出しできます。 Cは組合せに必要です。PD型ポケット線量計は充電した石英繊維の開きが電離による放電で変化する直読式です。 Dは組合せに必要です。半導体式ポケット線量計はPN接合Siなどで生じる電荷を電気的に積算し、その場で表示できます。

2.A,C
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Aは組合せに入れられません。フィルムバッジは現像後の黒化度で線量を評価し、複数フィルタの黒化差から線質・実効エネルギーも推定できます。 Dは組合せに必要です。半導体式ポケット線量計はPN接合Siなどで生じる電荷を電気的に積算し、その場で表示できます。

3.A,D
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Aは組合せに入れられません。フィルムバッジは現像後の黒化度で線量を評価し、複数フィルタの黒化差から線質・実効エネルギーも推定できます。 Cは組合せに必要です。PD型ポケット線量計は充電した石英繊維の開きが電離による放電で変化する直読式です。

4.B,D
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Bは組合せに入れられません。RPLDは銀活性リン酸塩ガラスの蛍光中心を紫外線で励起して読み、読出し後も情報が残るため再読出しできます。 Cは組合せに必要です。PD型ポケット線量計は充電した石英繊維の開きが電離による放電で変化する直読式です。

5.C,D
○ 判定:正答(記述は正しい)。Cは正しい記述です。PD型ポケット線量計は充電した石英繊維の開きが電離による放電で変化する直読式です。 Dは正しい記述です。半導体式ポケット線量計はPN接合Siなどで生じる電荷を電気的に積算し、その場で表示できます。

覚えるポイント

TLD=熱、RPLD=紫外線、OSLD=光刺激、PD/半導体ポケット=直読、と対応させます。RPLDとOSLDは再読出しでき、TLDは加熱読出しで蓄積情報が消失します。

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