Y2018M10Q332018年10月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問

エックス線の生体に与える影響に関する知識確定的影響・確率的影響

次のA からD の放射線による身体的影響について、その発症にしきい線量が存在するものの全ての組合せは(1)~(5)のうちどれか。 A 白血病 B 永久不妊 C 放射線宿酔 D 再生不良性貧血

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正解: 5

正答

(5)

この問題のポイント

組織反応(確定的影響)にはしきい線量があり、超えると発生率と重篤度が増します。確率的影響は防護上しきい値なしと仮定し、線量とともに発生確率が増すが重篤度は線量に依存しません。白血病は確率的影響であり、放射線防護では発症のしきい線量がないと仮定するため対象に入りません。永久不妊は生殖細胞群が広範に失われて生じる組織反応で、性別や年齢に応じたしきい線量があります。

解説

条件を満たす記述は「B,C,D」です。
A:誤り。白血病は確率的影響であり、放射線防護では発症のしきい線量がないと仮定するため対象に入りません。
B:正しい。永久不妊は生殖細胞群が広範に失われて生じる組織反応で、性別や年齢に応じたしきい線量があります。
C:正しい。放射線宿酔は一定線量以上の急性全身被ばくで悪心・嘔吐などが現れる組織反応で、発症にしきい線量があります。
D:正しい。放射線性再生不良性貧血は骨髄の造血幹細胞障害から生じる組織反応であり、発症にはしきい線量があります。

選択肢の確認

1.A,B,D
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Aは組合せに入れられません。白血病は確率的影響であり、放射線防護では発症のしきい線量がないと仮定するため対象に入りません。 Cは組合せに必要です。放射線宿酔は一定線量以上の急性全身被ばくで悪心・嘔吐などが現れる組織反応で、発症にしきい線量があります。

2.A,C
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Aは組合せに入れられません。白血病は確率的影響であり、放射線防護では発症のしきい線量がないと仮定するため対象に入りません。 Bは組合せに必要です。永久不妊は生殖細胞群が広範に失われて生じる組織反応で、性別や年齢に応じたしきい線量があります。 Dは組合せに必要です。放射線性再生不良性貧血は骨髄の造血幹細胞障害から生じる組織反応であり、発症にはしきい線量があります。

3.A,D
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Aは組合せに入れられません。白血病は確率的影響であり、放射線防護では発症のしきい線量がないと仮定するため対象に入りません。 Bは組合せに必要です。永久不妊は生殖細胞群が広範に失われて生じる組織反応で、性別や年齢に応じたしきい線量があります。 Cは組合せに必要です。放射線宿酔は一定線量以上の急性全身被ばくで悪心・嘔吐などが現れる組織反応で、発症にしきい線量があります。

4.B,C
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Dは組合せに必要です。放射線性再生不良性貧血は骨髄の造血幹細胞障害から生じる組織反応であり、発症にはしきい線量があります。

5.B,C,D
○ 判定:正答(記述は正しい)。Bは正しい記述です。永久不妊は生殖細胞群が広範に失われて生じる組織反応で、性別や年齢に応じたしきい線量があります。 Cは正しい記述です。放射線宿酔は一定線量以上の急性全身被ばくで悪心・嘔吐などが現れる組織反応で、発症にしきい線量があります。 Dは正しい記述です。放射線性再生不良性貧血は骨髄の造血幹細胞障害から生じる組織反応であり、発症にはしきい線量があります。

覚えるポイント

しきい値あり・重篤度増加=組織反応、しきい値なし仮定・確率増加=がん/遺伝的影響です。組織反応にはしきい線量があり、超過後は発生率と重篤度が線量とともに増します。

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