Y2019M04Q34|2019年4月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問
次のA からD の放射線による身体的影響について、その発症にしきい線量が存在するものの全ての組合せは(1)~(5)のうちどれか。 A 白血病 B 永久不妊 C 皮膚炎 D 脱毛
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正解: 5
正答
(5)
この問題のポイント
組織反応(確定的影響)にはしきい線量があり、超えると発生率と重篤度が増します。確率的影響は防護上しきい値なしと仮定し、線量とともに発生確率が増すが重篤度は線量に依存しません。白血病は確率的影響に分類され、防護上はしきい値なしと仮定するため選択対象ではありません。永久不妊は生殖腺の生殖細胞が一定数以上喪失して生じる組織反応で、しきい線量があります。
解説
条件を満たす記述は「B,C,D」です。
A:誤り。白血病は確率的影響に分類され、防護上はしきい値なしと仮定するため選択対象ではありません。
B:正しい。永久不妊は生殖腺の生殖細胞が一定数以上喪失して生じる組織反応で、しきい線量があります。
C:正しい。放射線皮膚炎は皮膚基底細胞などが一定量以上障害されて生じる皮膚組織反応で、発症にしきい線量があります。
D:正しい。脱毛は増殖の盛んな毛母細胞が障害されて生じる皮膚組織反応で、一時脱毛・永久脱毛にそれぞれしきい線量があります。
選択肢の確認
1.A,B,D
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Aは組合せに入れられません。白血病は確率的影響に分類され、防護上はしきい値なしと仮定するため選択対象ではありません。 Cは組合せに必要です。放射線皮膚炎は皮膚基底細胞などが一定量以上障害されて生じる皮膚組織反応で、発症にしきい線量があります。
2.A,C
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Aは組合せに入れられません。白血病は確率的影響に分類され、防護上はしきい値なしと仮定するため選択対象ではありません。 Bは組合せに必要です。永久不妊は生殖腺の生殖細胞が一定数以上喪失して生じる組織反応で、しきい線量があります。 Dは組合せに必要です。脱毛は増殖の盛んな毛母細胞が障害されて生じる皮膚組織反応で、一時脱毛・永久脱毛にそれぞれしきい線量があります。
3.A,D
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Aは組合せに入れられません。白血病は確率的影響に分類され、防護上はしきい値なしと仮定するため選択対象ではありません。 Bは組合せに必要です。永久不妊は生殖腺の生殖細胞が一定数以上喪失して生じる組織反応で、しきい線量があります。 Cは組合せに必要です。放射線皮膚炎は皮膚基底細胞などが一定量以上障害されて生じる皮膚組織反応で、発症にしきい線量があります。
4.B,C
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Dは組合せに必要です。脱毛は増殖の盛んな毛母細胞が障害されて生じる皮膚組織反応で、一時脱毛・永久脱毛にそれぞれしきい線量があります。
5.B,C,D
○ 判定:正答(記述は正しい)。Bは正しい記述です。永久不妊は生殖腺の生殖細胞が一定数以上喪失して生じる組織反応で、しきい線量があります。 Cは正しい記述です。放射線皮膚炎は皮膚基底細胞などが一定量以上障害されて生じる皮膚組織反応で、発症にしきい線量があります。 Dは正しい記述です。脱毛は増殖の盛んな毛母細胞が障害されて生じる皮膚組織反応で、一時脱毛・永久脱毛にそれぞれしきい線量があります。
覚えるポイント
組織反応にはしきい線量があり、超過後は発生率と重篤度が線量とともに増します。しきい値あり・重篤度増加=組織反応、しきい値なし仮定・確率増加=がん/遺伝的影響です。