Y2022M04Q72022年4月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問

エックス線の管理に関する知識減弱・半価層

あるエネルギーのエックス線に対する半価層が5mm の遮へい板P、10mm の遮へい板Q、15mm の遮へい板R があり、板厚はともに10mm である。これらを用いた次のA からD の遮へい体により、このエックス線を遮へいするとき、遮へい効果の高いものから順に並べたものは(1)~(5)のうちどれか。 A 遮へい板P を2 枚重ねた遮へい体 B 遮へい板Q を3 枚重ねた遮へい体 C 遮へい板P1 枚と遮へい板Q1 枚と遮へい板R1 枚を重ねた遮へい体 D 遮へい板P1 枚と遮へい板R2 枚を重ねた遮へい体

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正解: 1

正答

(1)

この問題のポイント

各材料の厚さを半価層で割ると、A=4、B=3、C=11/3、D=10/3です。透過率(1/2)ⁿはnが大きいほど小さいため、遮蔽効果はA>C>D>Bとなります。

解説

各遮蔽体の総厚を材料ごとの半価層で割り、合計半価層数nを求めます。A=20/5=4、B=30/10=3、C=10/5+10/10+10/15=2+1+2/3=11/3、D=10/5+20/15=2+4/3=10/3です。透過率(I/I₀)=(1/2)ⁿなので、nが大きく透過率が小さい順、すなわち遮蔽効果はA>C>D>Bです。

選択肢の確認

1.A > C > D > B
判定:正答(記述・組合せは正しい)。 A=4層、C=11/3層、D=10/3層、B=3層で、合計半価層数の大きい順にA > C > D > Bとなります。透過率(1/2)ⁿの小さい順と同じです。

2.A > D > C > B
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 A=4層、D=10/3層、C=11/3層、B=3層です。Dは10/3層、Cは11/3層なので、透過率(1/2)ⁿからDとCの大小を逆に置いた並びです。

3.B > A > D > C
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 B=3層、A=4層、D=10/3層、C=11/3層です。Bは3層、Aは4層なので、透過率(1/2)ⁿからBとAの大小を逆に置いた並びです。

4.B > D > C > A
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 B=3層、D=10/3層、C=11/3層、A=4層です。Bは3層、Dは10/3層なので、透過率(1/2)ⁿからBとDの大小を逆に置いた並びです。

5.C > D > A > B
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 C=11/3層、D=10/3層、A=4層、B=3層です。Dは10/3層、Aは4層なので、透過率(1/2)ⁿからDとAの大小を逆に置いた並びです。

覚えるポイント

複数材料の遮蔽は、各厚さを各材料の半価層で割り、その半価層数を合計します。透過率は(1/2)ⁿなので、nが大きい遮蔽体ほど透過線が少なくなります。半価層数はA=4、C=11/3、D=10/3、B=3です。

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