Y2022M04Q82022年4月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問

エックス線の管理に関する知識遮蔽・距離・管理区域

管理区域を設定するための外部放射線の測定に関する次の文中の[ ]内に入れるA からCの数値又は語句の組合せとして、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。 「測定点の高さは、作業床面上約 [ A ] m の位置とし、あらかじめ計算により求めた [ B ] の低い箇所から逐次高い箇所へと測定していく。測定前に、バックグラウンド値を調査しておき、これを測定値 [ C ] 値を測定結果とする。」 A B C

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正解: 2

正答

(2)

この問題のポイント

境界測定の基本高さは作業床面上約1 mです。外部放射線の境界評価には原則1 cm線量当量又は1 cm線量当量率を用います。

解説

Aは「1」です。境界測定の基本高さは作業床面上約1 mなのでAは1です。

Bは「1cm 線量当量又は1cm 線量当量率」です。外部放射線の評価量は原則1 cm線量当量又は1 cm線量当量率なのでBはこの語句です。

Cは「から差し引いた」です。正味の線源寄与は指示値から事前のバックグラウンドを除くのでCはから差し引いたです。

選択肢の確認

1.1 1cm 線量当量又は70µm 線量当量 から差し引いた
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 B欄の「1cm 線量当量又は70µm 線量当量」は「1cm 線量当量又は1cm 線量当量率」へ直す必要があります。外部放射線の評価量は原則1 cm線量当量又は1 cm線量当量率なのでBはこの語句です。この列は誤りです。一方、A欄の「1」は正しいです。境界測定の基本高さは作業床面上約1 mなのでAは1です。C欄の「から差し引いた」は正しいです。正味の線源寄与は指示値から事前のバックグラウンドを除くのでCはから差し引いたです。

2.1 1cm 線量当量又は1cm 線量当量率 から差し引いた
判定:正答(記述・組合せは正しい)。 A=1、B=1cm 線量当量又は1cm 線量当量率、C=から差し引いたです。境界測定の基本高さは作業床面上約1 mなのでAは1です。外部放射線の評価量は原則1 cm線量当量又は1 cm線量当量率なのでBはこの語句です。正味の線源寄与は指示値から事前のバックグラウンドを除くのでCはから差し引いたです。

3.1 1cm 線量当量又は1cm 線量当量率 に加算した
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 C欄の「に加算した」は「から差し引いた」へ直す必要があります。正味の線源寄与は指示値から事前のバックグラウンドを除くのでCはから差し引いたです。この列は誤りです。一方、A欄の「1」は正しいです。境界測定の基本高さは作業床面上約1 mなのでAは1です。B欄の「1cm 線量当量又は1cm 線量当量率」は正しいです。外部放射線の評価量は原則1 cm線量当量又は1 cm線量当量率なのでBはこの語句です。

4.1.5 1cm 線量当量率 から差し引いた
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 A欄の「1.5」は「1」へ直す必要があります。境界測定の基本高さは作業床面上約1 mなのでAは1です。B欄の「1cm 線量当量率」は「1cm 線量当量又は1cm 線量当量率」へ直す必要があります。外部放射線の評価量は原則1 cm線量当量又は1 cm線量当量率なのでBはこの語句です。この列は誤りです。一方、C欄の「から差し引いた」は正しいです。正味の線源寄与は指示値から事前のバックグラウンドを除くのでCはから差し引いたです。

5.1.5 1cm 線量当量率又は70µm 線量当量 に加算した
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 A欄の「1.5」は「1」へ直す必要があります。境界測定の基本高さは作業床面上約1 mなのでAは1です。B欄の「1cm 線量当量率又は70µm 線量当量」は「1cm 線量当量又は1cm 線量当量率」へ直す必要があります。外部放射線の評価量は原則1 cm線量当量又は1 cm線量当量率なのでBはこの語句です。C欄の「に加算した」は「から差し引いた」へ直す必要があります。正味の線源寄与は指示値から事前のバックグラウンドを除くのでCはから差し引いたです。この列は誤りです。

覚えるポイント

線源の正味寄与は、指示値から事前のバックグラウンドを差し引いて求めます。境界測定は作業床面上約1 mで、低線量側から高線量側へ進めます。事前に測ったバックグラウンドを指示量から差し引きます。

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