Y2022M10Q7|2022年10月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問
エックス線装置を使用する管理区域を設定するための外部放射線の測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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正解: 3
正答
(3)
この問題のポイント
測定器の性能上正しい値を得にくい場合は、使用条件、距離、時間、遮蔽条件を入れた計算で3か月の1 cm線量当量を評価します。測定前にバックグラウンドを求め、測定器の指示値から差し引いて放射線源による正味の測定値を得ます。
解説
測定箇所は壁等で区切られた境界近辺を含め、作業床面上約1 mを基本とします。被ばくを抑えるため事前計算で低い外側から高い内側へ進み、指示値から事前に求めたバックグラウンド値を差し引きます。
国家標準へ連なる基準測定器又は証明済み線源で、測定日前1年以内に感度を校正した測定器を用いると、境界測定の信頼性を確保できます。
選択肢の確認
1.測定器は、国家標準とのトレーサビリティが明確になっている基準測定器又は数量が証明されている線源を用いて測定実施日の1 年以内に校正されたものを使用する。
判定:正答ではない(正しい記述・組合せ)。 国家標準へ連なる基準測定器又は証明済み線源で、測定日前1年以内に感度を校正した測定器を用いると、境界測定の信頼性を確保できます。
2.測定点の高さは、作業床面上の約1m の位置とする。
判定:正答ではない(正しい記述・組合せ)。 管理区域設定の測定点は作業床面上約1 mを基本とし、計算で求めた境界の外側から内側へ測定して境界を確定します。
3.測定は、あらかじめ計算により求めた1cm 線量当量又は1cm 線量当量率の高い箇所から低い箇所へ逐次行っていく。
判定:正答(誤っている記述・組合せ)。 計算で予測した線量当量又は線量当量率の低い外側から高い内側へ逐次測定し、測定者の被ばくを抑えながら境界を定めます。
4.あらかじめバックグラウンド値を調査しておき、これを測定器の指示値から差し引いた値を測定結果とする。
判定:正答ではない(正しい記述・組合せ)。 測定前にバックグラウンドを求め、測定器の指示値から差し引いて放射線源による正味の測定値を得ます。
5.測定器の性能上、正しい測定結果が得られないことが予想される場合は、計算によって3か月間の1cm 線量当量を求める。
判定:正答ではない(正しい記述・組合せ)。 測定器の性能上正しい値を得にくい場合は、使用条件、距離、時間、遮蔽条件を入れた計算で3か月の1 cm線量当量を評価します。
覚えるポイント
管理区域設定の測定点は作業床面上約1 mを基本とし、計算で求めた境界の外側から内側へ測定して境界を確定します。計算で予測した線量当量又は線量当量率の低い外側から高い内側へ逐次測定し、測定者の被ばくを抑えながら境界を定めます。