Y2019M10Q9|2019年10月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問
エックス線装置を使用する管理区域を設定するための外部放射線の測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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正解: 2
正答
(2)
この問題のポイント
境界又は作業環境では原則1 cm線量当量率・線量当量を用います。境界測定では入射方向による感度差が小さい測定器を選び、向きによる過小評価を避けます。
解説
測定箇所は壁等で区切られた境界近辺を含め、作業床面上約1 mを基本とします。被ばくを抑えるため事前計算で低い外側から高い内側へ進み、指示値から事前に求めたバックグラウンド値を差し引きます。
境界測定では入射方向による感度差が小さい測定器を選び、向きによる過小評価を避けます。
選択肢の確認
1.放射線測定器は、方向依存性が少ないものを使用する。
判定:正答ではない(正しい記述・組合せ)。 境界測定では入射方向による感度差が小さい測定器を選び、向きによる過小評価を避けます。
2.測定は、1cm 線量当量及び70μm 線量当量について行う。
判定:正答(誤っている記述・組合せ)。 境界又は作業環境では原則1 cm線量当量率・線量当量を用います。70 µm量は所定の浅部線量条件で追加又は切替えする量で、常に両方を測るわけではありません。
3.位置によって測定値の変化が大きいと予測される場合は、測定点を密にとる。
判定:正答ではない(正しい記述・組合せ)。 線量率勾配が大きい場所では境界を取り逃がさないよう測定点間隔を狭くします。
4.測定者は、外部放射線の測定中には必ず放射線測定器を装着する。
判定:正答ではない(正しい記述・組合せ)。 境界測定を行う者自身も被ばくし得るため、作業中は個人線量計を装着して線量を把握します。
5.測定箇所については、壁などの構造物によって区切られた境界の近辺の箇所を含むようにする。
判定:正答ではない(正しい記述・組合せ)。 管理区域の測定箇所には、壁などで区切られた境界付近も含め、漏えい線が高くなり得る箇所を確認します。
覚えるポイント
70 µm量は所定の浅部線量条件で追加又は切替えする量で、常に両方を測るわけではありません。境界測定を行う者自身も被ばくし得るため、作業中は個人線量計を装着して線量を把握します。線量率勾配が大きい場所では境界を取り逃がさないよう測定点間隔を狭くします。