Y2019M04Q82019年4月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問

エックス線の管理に関する知識遮蔽・距離・管理区域

エックス線装置を使用する管理区域を設定するための外部放射線の測定に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

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正解: 5

正答

(5)

この問題のポイント

測定中の指針シフトが小さい測定器を用い、ゼロ点移動による系統的な過大・過小評価を避けます。積算型測定器は一定期間の線量を直接確認する用途に使えるため、サーベイメータだけに限定し、積算型を一律に排除するのは誤りです。

解説

測定箇所は壁等で区切られた境界近辺を含め、作業床面上約1 mを基本とします。被ばくを抑えるため事前計算で低い外側から高い内側へ進み、指示値から事前に求めたバックグラウンド値を差し引きます。

計算で予測した線量当量又は線量当量率の低い外側から高い内側へ逐次測定し、測定者の被ばくを抑えながら境界を定めます。

選択肢の確認

1.測定は、あらかじめ計算により求めた1cm 線量当量又は1cm 線量当量率の高い箇所から低い箇所へ逐次行っていく。
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 計算で予測した線量当量又は線量当量率の低い外側から高い内側へ逐次測定し、測定者の被ばくを抑えながら境界を定めます。

2.測定点は、壁などの構造物によって区切られた領域の中央部とエックス線装置の周囲の床上1.5m の数箇所の位置とする。
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 境界設定の測定点は領域の中央ではなく壁等の境界近辺を含め、高さは作業床面上約1 mを基本とします。1.5 mで固定しません。

3.測定器は、測定中に線量率の変化に対応して指針が漂動(シフト)するものを選択して使用する。
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 測定中の指針シフトが小さい測定器を用い、ゼロ点移動による系統的な過大・過小評価を避けます。

4.積算型放射線測定器は、測定に用いることはできない。
判定:正答ではない(記述・組合せは誤り)。 積算型測定器は一定期間の線量を直接確認する用途に使えるため、サーベイメータだけに限定し、積算型を一律に排除するのは誤りです。

5.あらかじめバックグラウンド値を調査しておき、これを測定器の指示値から差し引いた値を測定結果とする。
判定:正答(記述・組合せは正しい)。 測定前にバックグラウンドを求め、測定器の指示値から差し引いて放射線源による正味の測定値を得ます。

覚えるポイント

測定前にバックグラウンドを求め、測定器の指示値から差し引いて放射線源による正味の測定値を得ます。境界設定の測定点は領域の中央ではなく壁等の境界近辺を含め、高さは作業床面上約1 mを基本とします。

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