Y2024M04Q32|2024年4月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問
次のA からC の人体の組織・器官について、放射線感受性の高いものから順に並べたものは(1)~(5)のうちどれか。 A 皮脂腺 B 小腸粘膜 C 甲状腺
解答・解説を見る
正解: 3
正答
(3)
この問題のポイント
小腸粘膜の増殖細胞が最も高感受性で、更新性腺上皮を含む皮脂腺、分化した甲状腺の順に続きます。したがって小腸粘膜、皮脂腺、甲状腺の順序となります。
解説
正しい順位は B(小腸粘膜) → A(皮脂腺) → C(甲状腺) です。分裂・未分化の程度を比較し、提示された順序そのものが一致するかを見ます。
B:順位中の位置は正しい。小腸腺窩の幹・増殖細胞は分裂が非常に盛んなため、毛のうや甲状腺より放射線感受性が高い組織です。
A:順位中の位置は正しい。皮脂腺は増殖する腺上皮を含むので、分化度の高い甲状腺、肺、神経組織より高感受性です。
C:順位中の位置は正しい。成人の甲状腺細胞は分化度が高く更新が遅いため、小腸粘膜、毛のう、皮脂腺より低感受性側です。
選択肢の確認
1.A,B,C
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。1番目がA(正しくはB)、2番目がB(正しくはA)です。Aは皮脂腺は増殖する腺上皮を含むので、分化度の高い甲状腺、肺、神経組織より高感受性です。 Bは小腸腺窩の幹・増殖細胞は分裂が非常に盛んなため、毛のうや甲状腺より放射線感受性が高い組織です。
2.A,C,B
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。1番目がA(正しくはB)、2番目がC(正しくはA)、3番目がB(正しくはC)です。Aは皮脂腺は増殖する腺上皮を含むので、分化度の高い甲状腺、肺、神経組織より高感受性です。 Bは小腸腺窩の幹・増殖細胞は分裂が非常に盛んなため、毛のうや甲状腺より放射線感受性が高い組織です。 Cは成人の甲状腺細胞は分化度が高く更新が遅いため、小腸粘膜、毛のう、皮脂腺より低感受性側です。
3.B,A,C
○ 判定:正答(記述は正しい)。順位はB→A→Cです。Bは小腸腺窩の幹・増殖細胞は分裂が非常に盛んなため、毛のうや甲状腺より放射線感受性が高い組織です。 Aは皮脂腺は増殖する腺上皮を含むので、分化度の高い甲状腺、肺、神経組織より高感受性です。 Cは成人の甲状腺細胞は分化度が高く更新が遅いため、小腸粘膜、毛のう、皮脂腺より低感受性側です。
4.B,C,A
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。2番目がC(正しくはA)、3番目がA(正しくはC)です。Aは皮脂腺は増殖する腺上皮を含むので、分化度の高い甲状腺、肺、神経組織より高感受性です。 Cは成人の甲状腺細胞は分化度が高く更新が遅いため、小腸粘膜、毛のう、皮脂腺より低感受性側です。
5.C,A,B
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。1番目がC(正しくはB)、3番目がB(正しくはC)です。Bは小腸腺窩の幹・増殖細胞は分裂が非常に盛んなため、毛のうや甲状腺より放射線感受性が高い組織です。 Cは成人の甲状腺細胞は分化度が高く更新が遅いため、小腸粘膜、毛のう、皮脂腺より低感受性側です。
覚えるポイント
小腸腺窩の幹細胞は常に絨毛へ細胞を供給するため、消化管障害の標的となります。成人の内分泌組織は増殖性腺上皮より一般に抵抗性側です。