Y2024M10Q30|2024年10月公表 エックス線作業主任者免許試験 過去問
放射線防護のための被ばく線量の算定に関する次のA からD の記述について、正しいものの全ての組合せは(1)~(5)のうちどれか。 A 外部被ばくによる実効線量は、法令に基づき放射線測定器を装着した各部位の1cm 線量当量及び70µm 線量当量を用いて算定する。 B 妊娠中の女性の腹部表面の等価線量は、腹・大腿部における1cm 線量当量により算定する。 C 皮膚の等価線量は、エックス線については70µm 線量当量により算定する。 D 眼の水晶体の等価線量は、エックス線については1mm 線量当量により算定する。
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正解: 4
正答
(4)
この問題のポイント
現行の算定は、外部被ばく実効線量に1 cm、妊婦の腹部表面に1 cm、皮膚に70 μm線量当量を用います。水晶体は線質に応じて1 cm、3 mm、70 μmから適切な量を選び、1 mmは用いません。
解説
条件を満たす記述は「B,C」です。
A:誤り。外部被ばく実効線量は基本的に1 cm線量当量で算定します。70 μm線量当量も併用するという記述は、皮膚用の実用量を混同しています。
B:正しい。妊娠中の女性の腹部表面の等価線量は、腹・大腿部における1 cm線量当量を用いて算定するため正しい記述です。
C:正しい。エックス線による皮膚の等価線量は、皮膚の浅い層を代表する70 μm線量当量で算定するため正しい記述です。
D:誤り。水晶体は放射線の種類・エネルギーに応じて1 cm、3 mm、70 μm線量当量から適切な量を選びます。1 mm線量当量という実用量は対応しません。
選択肢の確認
1.A,B,C
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Aは組合せに入れられません。外部被ばく実効線量は基本的に1 cm線量当量で算定します。70 μm線量当量も併用するという記述は、皮膚用の実用量を混同しています。
2.A,C,D
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Aは組合せに入れられません。外部被ばく実効線量は基本的に1 cm線量当量で算定します。70 μm線量当量も併用するという記述は、皮膚用の実用量を混同しています。 Dは組合せに入れられません。水晶体は放射線の種類・エネルギーに応じて1 cm、3 mm、70 μm線量当量から適切な量を選びます。1 mm線量当量という実用量は対応しません。 Bは組合せに必要です。妊娠中の女性の腹部表面の等価線量は、腹・大腿部における1 cm線量当量を用いて算定するため正しい記述です。
3.A,D
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Aは組合せに入れられません。外部被ばく実効線量は基本的に1 cm線量当量で算定します。70 μm線量当量も併用するという記述は、皮膚用の実用量を混同しています。 Dは組合せに入れられません。水晶体は放射線の種類・エネルギーに応じて1 cm、3 mm、70 μm線量当量から適切な量を選びます。1 mm線量当量という実用量は対応しません。 Bは組合せに必要です。妊娠中の女性の腹部表面の等価線量は、腹・大腿部における1 cm線量当量を用いて算定するため正しい記述です。 Cは組合せに必要です。エックス線による皮膚の等価線量は、皮膚の浅い層を代表する70 μm線量当量で算定するため正しい記述です。
4.B,C
○ 判定:正答(記述は正しい)。Bは正しい記述です。妊娠中の女性の腹部表面の等価線量は、腹・大腿部における1 cm線量当量を用いて算定するため正しい記述です。 Cは正しい記述です。エックス線による皮膚の等価線量は、皮膚の浅い層を代表する70 μm線量当量で算定するため正しい記述です。
5.B,D
× 判定:正答ではない(記述は誤り)。Dは組合せに入れられません。水晶体は放射線の種類・エネルギーに応じて1 cm、3 mm、70 μm線量当量から適切な量を選びます。1 mm線量当量という実用量は対応しません。 Cは組合せに必要です。エックス線による皮膚の等価線量は、皮膚の浅い層を代表する70 μm線量当量で算定するため正しい記述です。
覚えるポイント
実用量の深さは、防護する組織の深さと放射線の透過性を模擬します。実効線量の算定に70 μmの皮膚用量を並べる記述は、対象と深さの対応が誤りです。