32AM65|第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
臨床医学各論循環器・消化器・肝胆膵左心不全・心筋梗塞・胃食道逆流症・肝炎・膵癌
胃食道逆流症について正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、胃食道逆流症の発症機序を確認します。
胃食道逆流症では、胃酸や胃内容物が食道へ逆流します。発症には一過性下部食道括約筋弛緩が関与します。
解説
胃食道逆流症は、胃酸などが食道へ逆流し、胸やけ、呑酸、胸痛、咳などを起こす疾患です。
食道と胃の境界には下部食道括約筋があり、通常は胃内容物の逆流を防いでいます。この括約筋が一過性に弛緩すると、胃酸が食道へ逆流しやすくなります。
肥満、食後すぐの臥位、脂肪の多い食事、加齢、食道裂孔ヘルニアなどが関係します。近年は増加傾向とされ、生命予後が不良な疾患ではありません。
ひっかけポイント
胃食道逆流症は、下部食道括約筋の機能低下や一過性弛緩がポイントです。るいそうより肥満がリスクになります。
選択肢の確認
1.るいそう患者に好発する。
誤り。
胃食道逆流症は肥満や腹圧上昇、食道裂孔ヘルニアなどと関係します。るいそう患者に好発するという記述は不適切です。
2.近年減少傾向である。
誤り。
食生活の変化や肥満、ピロリ菌感染率の変化などを背景に、胃食道逆流症は増加傾向として扱われます。
3.一過性下部食道括約筋弛緩が関与する。
正しい。
下部食道括約筋が一過性に弛緩すると、胃酸が食道へ逆流しやすくなります。胃食道逆流症の発症に重要です。
4.生命予後は不良である。
誤り。
胃食道逆流症は症状や生活の質に影響しますが、一般に生命予後が不良な疾患ではありません。合併症には注意します。
覚えるポイント
- 胃食道逆流症では胃酸が食道へ逆流します。
- 症状は胸やけ、呑酸、胸痛、咳などです。
- 一過性下部食道括約筋弛緩が発症に関与します。
- 肥満や食道裂孔ヘルニアはリスクになります。