33PM150|第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
東洋医学臨床論循経取穴・要穴治療耳鳴り難聴・骨盤位・脾経病証・顔面神経麻痺
次の症例の経脈病証はどれか。「53歳の男性。空腹感があるが食欲がない。呼吸が苦しくせき込む。寝ることを好んで起きたがらない。」
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
症状のまとまりを、十二経脈の経脈病証へ対応させる問題です。空腹感はあるが食べたくない、呼吸困難・咳、横になりたがるという組合せは足の少陰腎経病証に一致します。
解説
足の少陰腎経は腎に属し、肺・心・咽喉などとも流注上の関係を持ちます。その経脈病証には、飢えているように感じても食べたくない、咳や呼吸困難、気力が乏しく横になりたがるなどの症状が挙げられます。
本例の三つの症状がこの定型的な記載に合うため、足の少陰経病証が正しいです。
選択肢の確認
1.足の太陰経病証:誤り。足の太陰脾経病証では舌根強直、嘔吐、胃脘痛、腹脹、軟便、下肢内側症状などが中心です。
2.足の少陰経病証:正しい。足の少陰腎経病証の定型症状に一致するため正しいです。
3.足の陽明経病証:誤り。足の陽明胃経病証では顔面・口歯・咽喉・腹部・下肢前面の症状や、熱証での多食などがみられます。
4.足の少陽経病証:誤り。足の少陽胆経病証では口苦、脇痛、目や耳、側頭部、下肢外側の症状などが中心です。
覚えるポイント
- 足の少陰は腎経。
- 腎経病証では飢不欲食、咳・喘、臥したがるなどを覚える。
- 経脈病証は流注と定型症状をセットで整理する。