33PM159|第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
東洋医学臨床論循経取穴・要穴治療耳鳴り難聴・骨盤位・脾経病証・顔面神経麻痺
次の症例について、「52歳の女性。右側の表情筋麻痺で来院。同側の額のしわ寄せは不能で、涙液減少、聴覚過敏、味覚障害、唾液分泌障害を伴う。」四総穴の主治を踏まえて治療する場合、最も適切な経穴はどれか。
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正解: 1
正答
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この問題のポイント
末梢性顔面神経麻痺の症例に、四総穴の主治を当てはめる問題です。「面口は合谷に収む」と覚え、顔面・口部の病に合谷を選びます。
解説
同側の額のしわ寄せができないことは、上顔面を含む末梢性顔面神経麻痺を示します。涙液減少、聴覚過敏、味覚障害、唾液分泌障害は、顔面神経の大錐体神経、アブミ骨筋神経、鼓索神経などが分岐するより近位での障害を示唆します。
四総穴では「面口合谷、頭項列欠、肚腹三里、腰背委中」と整理します。顔面部の症状であるため、手の陽明大腸経の原穴である合谷が最も適切です。合谷は第2中手骨橈側中央付近に取りますが、実際の施術では局所解剖と患者状態に配慮します。
選択肢の確認
1.合谷:正しい。合谷は四総穴で顔面・口部を主るため正しいです。
2.列欠:誤り。列欠は四総穴で頭項部を主る経穴です。
3.委中:誤り。委中は四総穴で腰背部を主る経穴です。
4.足三里:誤り。足三里は四総穴で腹部を主る経穴です。
覚えるポイント
- 面口合谷。
- 頭項列欠。
- 腰背委中。
- 肚腹三里。