33PM156|第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
東洋医学臨床論全身疾患・栄養・精神パーキンソン病・うつ病・鉄欠乏性貧血・ビタミンB1欠乏・過敏性腸症候群
次の症例について、「35歳の男性。インスタント麺ばかり食べている。全身がだるく、最近は下肢にしびれがみられる。膝蓋腱反射は減弱し、近医でビタミン不足と言われた。」症状改善に効果があるとされる、8つの䊞穴の組合せに含まれるのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
前問のビタミンB1欠乏による脚気と、古典的な脚気八処の穴を結び付ける問題です。脚気八処には下肢の胃経穴である上巨虚が含まれます。
解説
脚気八処の穴は、脚気による下肢のしびれ、だるさ、浮腫などに用いられてきた八つの腧穴の組合せです。一般に風市、伏兎、犢鼻、外膝眼、足三里、上巨虚、下巨虚、懸鐘を指します。
選択肢のうち、この組合せに含まれるのは上巨虚です。ただし、ビタミンB1欠乏症では食事改善とビタミン補充が基本であり、鍼灸施術を原因治療の代わりにしてはいけません。
選択肢の確認
1.膝陽関:誤り。膝陽関は足の少陽胆経の経穴ですが、脚気八処の穴には含まれません。
2.内膝眼:誤り。内膝眼は膝周囲の奇穴ですが、脚気八処では外膝眼が挙げられます。
3.陽陵泉:誤り。陽陵泉は足の少陽胆経の合土穴・筋会ですが、脚気八処の穴には含まれません。
4.上巨虚:正しい。上巨虚は足の陽明胃経の経穴で、脚気八処の穴に含まれるため正しいです。
覚えるポイント
- 脚気八処には上巨虚・下巨虚が含まれる。
- 内膝眼ではなく外膝眼。
- 上巨虚は足三里の下方3寸。
- 脚気の原因治療はビタミンB1補充。