34AM71第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

臨床医学各論神経・筋・小児疾患登はん性起立・脳性麻痺・喘息・TIA・認知症

痙縮について正しいのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

この問題では、痙縮と固縮の違いが問われています。

痙縮は上位運動ニューロン障害でみられる筋緊張亢進です。速度依存性に抵抗が増えることが特徴です。

解説

痙縮は、脳卒中、脊髄損傷、脳性麻痺などの上位運動ニューロン障害で生じます。筋を他動的に伸ばしたとき、速く動かすほど抵抗が強くなる速度依存性が特徴です。

一方、パーキンソン病では固縮が代表的です。固縮では鉛管現象や歯車現象がみられます。痙縮と固縮はどちらも筋緊張亢進ですが、原因と性質が異なります。

痙縮が続くと関節可動域は拡大ではなく、拘縮などにより制限されやすくなります。

ひっかけポイント
痙縮は上位運動ニューロン障害、固縮はパーキンソン病で考えます。歯車現象は固縮の所見です。

選択肢の確認

1.パーキンソン病に特有の症状である。
誤り。
パーキンソン病で特徴的なのは固縮です。痙縮は上位運動ニューロン障害でみられます。

2.歯車現象を生じる。
誤り。
歯車現象はパーキンソン病の固縮でみられる所見です。痙縮の代表的所見ではありません。

3.上位運動ニューロン障害によって生じる。
正しい。
痙縮は上位運動ニューロン障害によって生じる筋緊張亢進です。脳卒中後や脊髄損傷後などで重要です。

4.関節可動域の拡大が特徴である。
誤り。
痙縮が持続すると筋短縮や拘縮をきたし、関節可動域は制限されやすくなります。拡大が特徴ではありません。

覚えるポイント

  • 痙縮は上位運動ニューロン障害で生じます。
  • 痙縮は速度依存性の筋緊張亢進です。
  • パーキンソン病では固縮を考えます。
  • 歯車現象は固縮の所見です。
  • 痙縮が続くと拘縮や可動域制限に注意します。

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