34PM128第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

東洋医学臨床論現代医学的鑑別徒手検査・頭痛・骨粗鬆症・頸髄症・ASO・皮膚疾患・VDT

次の症例で最も考えられる頭痛はどれか。「50歳の女性。月に15回以上頭痛を自覚。主に午後や夕方に頭の両側や後頸部に締め付けられる痛みがある。鎮痛薬は月に4、5回服用。」

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

この問題では、症例の頭痛の性状から緊張型頭痛を判断します。

両側性、後頸部、締め付けられるような痛み、午後から夕方に多いという所見が重要です。

解説

緊張型頭痛は、頭の両側や後頸部に、圧迫感や締め付け感を伴う頭痛としてみられます。肩こりや頸部筋緊張、ストレス、長時間同じ姿勢などが関係することがあります。

この症例では、月に15回以上の頭痛があり、午後や夕方に頭の両側や後頸部が締め付けられるように痛みます。これは緊張型頭痛に合う所見です。

薬物使用過多による頭痛では、鎮痛薬などの使用頻度がより多く、長期にわたることが問題になります。本症例では鎮痛薬の使用は月4、5回であり、薬物使用過多による頭痛を最も考える状況ではありません。

まず見るポイント
頭痛は、片側か両側か、拍動性か締め付けか、随伴症状、薬剤使用頻度を確認します。

選択肢の確認

1.群発頭痛
誤り。
群発頭痛は、片側の眼窩部から側頭部にかけて激烈な痛みが起こり、流涙、鼻閉、結膜充血などの自律神経症状を伴いやすい頭痛です。本症例の両側性で締め付けられる痛みとは異なります。

2.緊張型頭痛
正しい。
緊張型頭痛では、頭の両側や後頸部に締め付けられるような痛みがみられます。午後や夕方に悪化しやすい点も症例と合います。

3.薬物使用過多による頭痛
誤り。
薬物使用過多による頭痛は、鎮痛薬などを頻回に使用することで起こります。本症例では鎮痛薬の服用は月4、5回であり、薬物使用過多を最も考える状況ではありません。

4.片頭痛
誤り。
片頭痛は片側性、拍動性、中等度から高度の痛み、悪心、光過敏、音過敏などを伴うことが多いです。本症例の両側性で締め付けられる痛みとは合いにくいです。

覚えるポイント

  • 緊張型頭痛は両側性、締め付け感、後頸部痛が特徴です。
  • 片頭痛は拍動性、悪心、光過敏・音過敏を考えます。
  • 群発頭痛は片側眼窩部の激痛と自律神経症状が重要です。
  • 薬物使用過多による頭痛は薬剤使用頻度を確認します。

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