34PM135|第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
東洋医学臨床論現代医学的鑑別徒手検査・頭痛・骨粗鬆症・頸髄症・ASO・皮膚疾患・VDT
フォンテインの分類により重症度を確認するのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、フォンテイン分類がどの疾患の重症度評価に用いられるかが問われています。
フォンテイン分類は、下肢の末梢動脈疾患、とくに閉塞性動脈硬化症の重症度評価に用いられます。
解説
閉塞性動脈硬化症では、下肢の動脈が狭窄・閉塞し、血流不足により症状が出ます。フォンテイン分類は症状の重症度を段階的に評価します。
代表的には次のように整理します。
- I度:無症状、冷感、しびれなど
- II度:間欠性跛行
- III度:安静時痛
- IV度:潰瘍、壊死
深部静脈血栓症は静脈の血栓症です。腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアは神経障害による下肢症状を起こしますが、フォンテイン分類で重症度をみる疾患ではありません。
ひっかけポイント
間欠性跛行は腰部脊柱管狭窄症でもみられますが、フォンテイン分類は血管性の閉塞性動脈硬化症で用います。
選択肢の確認
1.深部静脈血栓症
誤り。
深部静脈血栓症は下肢などの深部静脈に血栓ができる疾患です。フォンテイン分類で重症度を評価する疾患ではありません。
2.腰部脊柱管狭窄症
誤り。
腰部脊柱管狭窄症では神経性間欠跛行がみられますが、フォンテイン分類は用いません。血管性跛行との鑑別が重要です。
3.閉塞性動脈硬化症
正しい。
閉塞性動脈硬化症では下肢虚血の重症度をフォンテイン分類で評価します。間欠性跛行、安静時痛、潰瘍・壊死を段階的に確認します。
4.腰椎椎間板ヘルニア
誤り。
腰椎椎間板ヘルニアは神経根圧迫による腰下肢痛やしびれを起こします。フォンテイン分類の対象ではありません。
覚えるポイント
- フォンテイン分類は閉塞性動脈硬化症の重症度評価です。
- II度は間欠性跛行です。
- III度は安静時痛です。
- IV度は潰瘍や壊死です。
- 間欠性跛行では血管性か神経性かを区別します。