34PM127第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

東洋医学臨床論現代医学的鑑別徒手検査・頭痛・骨粗鬆症・頸髄症・ASO・皮膚疾患・VDT

次の徒手検査はどれか。「患者を背臥位にして、股関節・膝関節屈曲90度から膝関節のみをゆっくりと伸展させ、下肢後面に疼痛が誘発されるかを確認する。」

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

この問題では、下肢後面痛を誘発して坐骨神経や神経根の緊張をみる徒手検査が問われています。

股関節と膝関節を屈曲した状態から膝を伸展し、下肢後面痛を確認する検査はラセーグテストです。

解説

ラセーグテストは、腰椎椎間板ヘルニアなどによる坐骨神経痛や神経根刺激症状を評価する検査です。背臥位で下肢を挙上したり、股関節・膝関節屈曲位から膝を伸展したりして、下肢後面の疼痛を誘発するかを確認します。

下肢後面に放散痛が出る場合、坐骨神経や腰仙髄神経根の緊張・刺激が示唆されます。

トーマステストは股関節屈曲拘縮をみる検査です。ボンネットテストは梨状筋症候群などで坐骨神経の圧迫をみる検査として用いられます。ブラガードテストはラセーグテストで疼痛が出た後に足関節背屈を加えて確認する検査です。

ひっかけポイント
下肢後面痛を誘発する基本検査はラセーグテストです。足関節背屈を加えるとブラガードテストになります。

選択肢の確認

1.トーマステスト
誤り。
トーマステストは股関節屈曲拘縮を評価する検査です。下肢後面痛や坐骨神経刺激をみる検査ではありません。

2.ラセーグテスト
正しい。
背臥位で下肢を挙上したり、股関節・膝関節屈曲位から膝を伸展したりして、下肢後面痛を誘発する検査です。神経根刺激症状を評価します。

3.ボンネットテスト
誤り。
ボンネットテストは股関節屈曲・内転・内旋などで坐骨神経症状を誘発し、梨状筋症候群などを評価する検査です。設問の手技とは異なります。

4.ブラガードテスト
誤り。
ブラガードテストはラセーグテストで疼痛が出た角度から少し戻し、足関節背屈を加えて疼痛を確認する検査です。設問では足関節背屈が示されていません。

覚えるポイント

  • ラセーグテストは坐骨神経痛や神経根刺激症状をみます。
  • 下肢後面痛が誘発されるかを確認します。
  • トーマステストは股関節屈曲拘縮です。
  • ブラガードテストは足関節背屈を加える検査です。
  • ボンネットテストは梨状筋症候群などで用います。

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