34PM176|第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
きゅう理論灸刺激と生体反応関連痛・フレア・CGRP・発汗・交感神経・NO
透熱灸後のフレア現象で最も早期に起こるのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、透熱灸によるフレア現象が起こる順序を理解することが重要です。
最も早期に起こるのは、熱刺激を受けた局所の侵害受容器の興奮です。
解説
透熱灸では、局所に侵害性の熱刺激が加わります。まず皮膚の侵害受容器が興奮します。その興奮が求心性線維を伝わり、一部は軸索反射として末梢側へ逆行性に伝導します。
その後、末梢終末からサブスタンスPやCGRPなどの神経ペプチドが遊離され、血管拡張や血管透過性亢進が起こります。これにより、局所の発赤や膨隆を伴うフレア現象がみられます。
したがって、最初に起こるのは侵害受容器の興奮です。
ひっかけポイント
フレア現象では神経ペプチドの遊離も重要ですが、それより先に熱刺激を受け取る侵害受容器が興奮します。
選択肢の確認
1.逆行性伝導
誤り。
逆行性伝導は、侵害受容器が興奮した後に軸索反射として起こります。最も早期ではありません。
2.順行性伝導
誤り。
順行性伝導も侵害受容器の興奮後に起こる神経活動です。最初に起こる反応は受容器の興奮です。
3.侵害受容器の興奮
正しい。
透熱灸の熱刺激をまず受け取るのは侵害受容器です。フレア現象の最も早期の反応として適切です。
4.神経ペプチドの遊離
誤り。
神経ペプチドの遊離は、侵害受容器の興奮と軸索反射の後に起こります。血管拡張や膨隆に関与しますが、最も早期ではありません。
覚えるポイント
- 透熱灸ではまず侵害受容器の興奮が起こります。
- その後、軸索反射として逆行性伝導が関与します。
- サブスタンスPやCGRPなどの神経ペプチドが遊離されます。
- フレア現象では発赤、血管拡張、膨隆を考えます。