34PM180第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

きゅう理論灸刺激と生体反応関連痛・フレア・CGRP・発汗・交感神経・NO

施灸局所の皮膚血流を増加させる内皮細胞由来の物質はどれか。

解答・解説を見る

正解: 1

正答

1

この問題のポイント

この問題では、施灸局所の皮膚血流増加に関わる内皮細胞由来の血管拡張物質が問われています。

血管内皮細胞から産生され、血管平滑筋を弛緩させる代表的物質はNOです。

解説

NOは一酸化窒素です。血管内皮細胞で産生され、血管平滑筋を弛緩させることで血管を拡張し、血流を増加させます。

施灸局所では、温熱刺激や神経性炎症反応により皮膚血流が増加します。その一部に、内皮細胞由来のNOによる血管拡張が関与します。

VIP、サブスタンスP、ブラジキニンも血管反応や炎症反応に関係しますが、設問では「内皮細胞由来の物質」が問われているため、NOが最も適切です。

ひっかけポイント
血管拡張物質はいくつもありますが、「内皮細胞由来」とあればNOを優先します。

選択肢の確認

1.NO
正しい。
NOは血管内皮細胞由来の血管拡張物質です。血管平滑筋を弛緩させ、施灸局所の皮膚血流増加に関与します。

2.VIP(血管作動性腸ペプチド)
誤り。
VIPは神経ペプチドとして血管拡張に関与しますが、内皮細胞由来の代表物質ではありません。

3.サブスタンスP
誤り。
サブスタンスPは感覚神経終末から放出される神経ペプチドで、血管拡張や血管透過性亢進に関与します。内皮細胞由来の物質としてはNOが適切です。

4.ブラジキニン
誤り。
ブラジキニンは炎症や疼痛、血管拡張に関係する化学メディエーターですが、内皮細胞由来の代表的血管拡張物質としてはNOを選びます。

覚えるポイント

  • NOは血管内皮細胞由来の血管拡張物質です。
  • NOは血管平滑筋を弛緩させ、血流を増加させます。
  • サブスタンスPやCGRPは感覚神経由来の神経ペプチドとして整理します。
  • 「内皮細胞由来」とあればNOを考えます。

関連問題

34PM17933AM1
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)