34PM175|第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
きゅう理論灸刺激と生体反応関連痛・フレア・CGRP・発汗・交感神経・NO
関連痛に最も関与するのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、内臓痛などが体表の痛みとして感じられる関連痛の機序が問われています。
関連痛では、内臓からの入力と体表からの入力が脊髄後角で同じニューロンに収束することが重要です。
解説
関連痛は、実際の障害部位とは離れた体表部に痛みを感じる現象です。心筋虚血で左肩や左上肢に痛みが出る例がよく知られています。
関連痛に最も関与するのは、脊髄後角広作動域ニューロンです。このニューロンには、皮膚、筋、内臓など複数の部位からの侵害情報が収束します。そのため、中枢が内臓由来の痛みを体表由来の痛みとして誤って認識することがあります。
マイスネル小体は触覚受容器、Ⅱ群求心性線維は主に筋紡錘などからの情報、前脊髄視床路は粗大な触圧覚などの伝導路として整理します。
ひっかけポイント
関連痛では「収束」がキーワードです。脊髄後角で内臓と体表の入力が同じニューロンに入ると考えます。
選択肢の確認
1.脊髄後角広作動域ニューロン
正しい。
広作動域ニューロンには皮膚、筋、内臓などからの入力が収束します。関連痛の成立に最も関与します。
2.マイスネル小体
誤り。
マイスネル小体は皮膚の触覚受容器で、軽い触覚や振動に関係します。関連痛の主な機序ではありません。
3.Ⅱ群求心性線維
誤り。
Ⅱ群求心性線維は筋紡錘の二次終末などからの情報伝達に関係します。関連痛に最も関与するものではありません。
4.前脊髄視床路
誤り。
前脊髄視床路は粗大な触圧覚などを伝える経路として整理されます。関連痛の成立には脊髄後角での入力収束がより重要です。
覚えるポイント
- 関連痛は、内臓痛が体表痛として感じられる現象です。
- 脊髄後角広作動域ニューロンが重要です。
- 内臓入力と体表入力の収束が関連痛のポイントです。
- 心筋虚血の左肩・左上肢痛は関連痛の代表例です。