34PM178|第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
きゅう理論灸刺激と生体反応関連痛・フレア・CGRP・発汗・交感神経・NO
侵害性熱刺激によって生じる発汗に最も関与するのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、侵害性熱刺激によって起こる自律神経反応と中枢の関係が問われています。
発汗は自律神経反応であり、脳幹の網様体を介した調節が重要です。
解説
侵害性熱刺激が加わると、痛みや熱の情報が中枢へ伝わり、自律神経反応として発汗が生じることがあります。この反応には、脳幹部の延髄網様体が関与します。
延髄網様体は、呼吸、循環、自律神経反応、覚醒などの調節に関係します。侵害刺激による発汗、血圧変化、心拍変化などを理解するうえで重要です。
脊髄前角は体性運動ニューロン、楔状束核と内側毛帯は後索路系の感覚伝導に関係します。発汗という自律神経反応には延髄網様体が最も適切です。
ひっかけポイント
発汗は筋運動ではなく自律神経反応です。脊髄前角ではなく、脳幹網様体を考えます。
選択肢の確認
1.脊髄前角
誤り。
脊髄前角には体性運動ニューロンがあり、骨格筋運動に関係します。発汗の中枢性調節に最も関与するものではありません。
2.楔状束核
誤り。
楔状束核は上肢や上半身からの識別性触覚、振動覚、深部感覚などを中継します。発汗反応の中心ではありません。
3.内側毛帯
誤り。
内側毛帯は後索路系の感覚情報を視床へ伝える伝導路です。発汗を起こす自律神経反応に最も関与するものではありません。
4.延髄網様体
正しい。
延髄網様体は自律神経反応の調節に関係します。侵害性熱刺激によって生じる発汗に最も関与すると考えられます。
覚えるポイント
- 侵害性熱刺激は自律神経反応を引き起こします。
- 発汗には延髄網様体が関与します。
- 脊髄前角は骨格筋運動に関係します。
- 楔状束核と内側毛帯は後索路系の感覚伝導で整理します。