32PM131|第32回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
経絡経穴経脈流注・経脈病証流注・接続・循経取穴
急な腰痛とともに排尿障害や下肢後面の激痛がある場合、施術対象となる経脈はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、腰痛と下肢後面痛を経脈流注から判断します。
下肢後面を走行する代表的な経脈は足の太陽膀胱経です。
解説
足の太陽膀胱経は、後頭部、項部、背部、腰部、殿部、下肢後面を通ります。
急な腰痛に加え、下肢後面の激痛がある場合、経脈流注からは足の太陽経を考えます。排尿障害も膀胱経との関連を考える手がかりになります。
ただし、現代医学的には、急な腰痛に排尿障害や強い下肢症状を伴う場合、馬尾症候群などの重篤な病態も考えるため、医療機関での評価が必要です。
安全管理上のポイント
排尿障害を伴う急性腰痛は注意が必要です。施術だけで対応せず、重篤な神経障害の可能性を考えて医療機関受診を優先します。
選択肢の確認
1.足の少陰経
誤り。
足の少陰腎経は下肢内側や腎の病証と関係します。下肢後面の激痛を経脈流注で考える場合は足の太陽経が適切です。
2.足の厥陰経
誤り。
足の厥陰肝経は足内側から陰器、腹部へ向かう流注を持ちます。下肢後面痛の主経脈ではありません。
3.足の少陽経
誤り。
足の少陽胆経は体側や下肢外側を走行します。下肢後面の痛みでは足の太陽経を選びます。
4.足の太陽経
正しい。
足の太陽膀胱経は腰背部から下肢後面を走行します。急な腰痛と下肢後面の激痛に対する経脈として適切です。
覚えるポイント
- 足の太陽膀胱経は背部、腰部、下肢後面を走ります。
- 下肢外側は足の少陽経、下肢内側は陰経を考えます。
- 腰痛に排尿障害を伴う場合は重篤な病態を疑います。