33AM78|第33回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
次の症例について、問題77、78の問いに答えよ。 「78歳の男性。右利き。右片麻痺を生じ救急搬送。左中大脳動脈領域の脳梗塞と診断され保存加療を受けた。発話は流暢だが、内容が意味をなさなかった。」 早期運動療法を開始するにあたり、アンダーソン・土肥の基準に従って訓練を行わない方がよいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、早期運動療法を安全に開始するためのアンダーソン・土肥の基準を確認します。
運動療法では、血圧、脈拍、呼吸状態、自覚症状を確認し、安全に実施できるか判断します。
解説
早期リハビリテーションでは、離床や運動療法の効果が期待されますが、循環・呼吸状態が不安定な場合は訓練を行わない判断が必要です。
選択肢の中では、脈拍数 130回/分が訓練を行わない方がよい状態として最も適切です。頻脈が強い状態で運動を行うと、心負荷や循環不安定のリスクがあります。
収縮期血圧180 mmHg、拡張期血圧110 mmHgも注意すべき値ですが、この問題では公式正答に従い、脈拍数130回/分を選びます。
安全管理上のポイント
脳卒中後の早期運動療法では、運動前に血圧、脈拍、意識状態、呼吸状態、神経症状の変化を確認します。
選択肢の確認
1.収縮期血圧 180 mmHg
誤り。
収縮期血圧180 mmHgは注意を要する値ですが、この問題で「訓練を行わない方がよい」ものとして最も適切なのは脈拍数130回/分です。
2.拡張期血圧 110 mmHg
誤り。
拡張期血圧110 mmHgも高値であり慎重な判断が必要です。ただし、この問題では脈拍数130回/分が正答です。
3.脈拍数 130回/分
正しい。
脈拍数130回/分は明らかな頻脈であり、運動療法により循環負荷が増す危険があります。訓練を行わない方がよい条件として適切です。
4.呼吸数 12回/分
誤り。
呼吸数12回/分は成人の安静時呼吸数として大きな異常とはいえません。訓練中止の基準としては不適切です。
覚えるポイント
- 早期運動療法では脈拍数、血圧、呼吸数を確認します。
- 強い頻脈では運動を行わない判断が必要です。
- リハビリテーションでは安全確認を優先します。