33PM123|第33回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
臨床応用・症例治療運動器疾患仙腸関節・胸郭出口・膝下腿
ジャンパー膝で罹患筋への施術部位として最も適切なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、ジャンパー膝で負担がかかる膝伸展機構と、施術対象となる筋を確認します。
ジャンパー膝では、膝蓋靱帯だけでなく、大腿四頭筋から膝蓋骨、膝蓋靱帯へ続く伸展機構を考えることが重要です。
解説
ジャンパー膝は、ジャンプや着地動作の反復で膝蓋靱帯に牽引ストレスが加わり、膝前面痛を生じる障害です。
罹患筋への施術としては、大腿四頭筋、特に大腿直筋を含む膝伸展機構へのアプローチを考えます。大腿直筋は下前腸骨棘付近から起こり、膝蓋骨を介して膝蓋靱帯へ連続します。
選択肢の中では、上前腸骨棘下方から膝蓋骨上縁が大腿前面の大腿四頭筋、特に大腿直筋の走行に最も近い施術部位です。
ひっかけポイント
ジャンパー膝は膝前面の障害です。大腿外側の腸脛靱帯や下腿外側ではなく、大腿前面の膝伸展機構を考えます。
選択肢の確認
1.上前腸骨棘下方から膝蓋骨上縁
正しい。
この部位は大腿前面の大腿四頭筋、特に大腿直筋の走行に近く、ジャンパー膝で罹患筋への施術部位として適切です。
2.大転子から膝関節外側
誤り。
この部位は大腿外側で、腸脛靱帯や大腿筋膜張筋の走行に関係します。腸脛靱帯炎では重要ですが、ジャンパー膝の罹患筋への施術部位としては不適切です。
3.坐骨結節下縁から膝関節後内側
誤り。
この部位はハムストリングス、特に半腱様筋や半膜様筋の走行に近い部位です。膝前面のジャンパー膝とは部位が異なります。
4.腓骨頭下縁から外果後側
誤り。
この部位は下腿外側から外果後方にかけての走行で、腓骨筋群などを考える部位です。ジャンパー膝の膝伸展機構とは関係が薄いです。
覚えるポイント
- ジャンパー膝は膝蓋靱帯への牽引ストレスで起こります。
- 施術では大腿四頭筋から膝蓋骨へ続く膝伸展機構を考えます。
- 大腿前面の施術部位を選びます。