33PM124第33回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問

臨床応用・症例治療運動器疾患仙腸関節・胸郭出口・膝下腿

グラスピングテスト陽性患者で、罹患靱帯の緊張を緩めるのに効果的な筋はどれか。

解答・解説を見る

正解: 2

正答

2

この問題のポイント

この問題では、グラスピングテストと腸脛靱帯の緊張に関係する筋を確認します。

グラスピングテスト陽性では、膝外側痛を起こす腸脛靱帯炎を考えます。

解説

グラスピングテストは、腸脛靱帯炎の評価に用いられる検査です。膝外側部で腸脛靱帯を圧迫した状態で膝を屈伸し、痛みが誘発されるかを確認します。

腸脛靱帯は大腿外側を走行し、大腿筋膜張筋や大殿筋と連続します。大殿筋の緊張は腸脛靱帯の張力に影響するため、罹患靱帯の緊張を緩める目的で大殿筋への施術が有効です。

大腰筋は股関節屈曲、大内転筋は股関節内転、大腿二頭筋は膝関節屈曲や股関節伸展に関係しますが、腸脛靱帯の緊張緩和としては大殿筋が最も適切です。

ひっかけポイント
腸脛靱帯は大腿筋膜張筋だけでなく大殿筋とも関係します。膝外側痛では大腿外側から殿部まで広く考えます。

選択肢の確認

1.大腰筋
誤り。
大腰筋は股関節屈曲に関与する深部筋です。腸脛靱帯の緊張を緩める筋としては大殿筋が適切です。

2.大殿筋
正しい。
大殿筋は腸脛靱帯と連続し、その緊張に影響します。グラスピングテスト陽性患者で腸脛靱帯の緊張を緩める目的に適しています。

3.大内転筋
誤り。
大内転筋は股関節内転に関与する内側の筋です。腸脛靱帯の緊張を直接緩める筋としては不適切です。

4.大腿二頭筋
誤り。
大腿二頭筋はハムストリングスの一つで、大腿後面を走行します。腸脛靱帯の緊張を緩める筋としては大殿筋が適切です。

覚えるポイント

  • グラスピングテスト陽性では腸脛靱帯炎を考えます。
  • 腸脛靱帯は大殿筋や大腿筋膜張筋と関係します。
  • 膝外側痛では腸脛靱帯の走行と付着を確認します。

関連問題

33PM12333PM125
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)