34PM116|第34回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
臨床応用・症例治療運動器疾患仙腸関節・胸郭出口・膝下腿
胸郭出口症候群の徒手検査で、押圧による放散痛を指標とするのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、胸郭出口症候群の代表的な徒手検査の特徴を確認します。
押圧による放散痛を指標とする検査はモーレイテストです。
解説
胸郭出口症候群では、腕神経叢や鎖骨下動静脈が、斜角筋隙、肋鎖間隙、小胸筋下などで圧迫され、上肢のしびれ、だるさ、痛みなどが起こります。
モーレイテストは、鎖骨上窩付近で腕神経叢を押圧し、上肢への放散痛やしびれが誘発されるかを確認する検査です。
ライトテストは過外転位、アドソンテストは斜角筋隙、エデンテストは肋鎖間隙の評価で重要です。
ひっかけポイント
「押圧で放散痛」はモーレイテストです。肢位変化で脈拍や症状をみる検査と区別します。
選択肢の確認
1.ライトテスト
誤り。
ライトテストは肩関節を外転・外旋位にして症状や橈骨動脈拍動の変化をみる検査です。押圧による放散痛を指標とする検査ではありません。
2.モーレイテスト
正しい。
モーレイテストは鎖骨上窩付近を押圧し、上肢への放散痛やしびれを確認します。問題文の内容に一致します。
3.アドソンテスト
誤り。
アドソンテストは頸部伸展・回旋や深吸気などで斜角筋隙の圧迫を評価する検査です。押圧による放散痛を主指標とするものではありません。
4.エデンテスト
誤り。
エデンテストは胸を張るような姿勢で肋鎖間隙の圧迫を評価する検査です。押圧による放散痛の検査ではありません。
覚えるポイント
- モーレイテストは押圧による放散痛をみます。
- ライトテストは過外転位で評価します。
- アドソンテストは斜角筋隙を評価します。
- エデンテストは肋鎖間隙を評価します。