33PM127|第33回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
臨床応用・症例治療運動器疾患仙腸関節・胸郭出口・膝下腿
疾患と施術対象となる筋の組合せで適切なのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、運動器疾患と、施術対象となる代表的な筋を対応させます。
アキレス腱は下腿三頭筋の腱であるため、アキレス腱炎では下腿三頭筋が重要です。
解説
下腿三頭筋は、腓腹筋とヒラメ筋からなり、アキレス腱となって踵骨に停止します。足関節底屈に働き、走行やジャンプ動作で負担がかかります。
アキレス腱炎では、下腿三頭筋の緊張や柔軟性低下がアキレス腱への牽引ストレスに関係します。そのため、施術対象として下腿三頭筋が適切です。
腱板炎では棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋などの腱板筋を考えます。上腕骨外側上顆炎では短橈側手根伸筋が重要です。オスグッド病では大腿四頭筋から膝蓋腱への牽引が関係します。
ひっかけポイント
疾患名だけでなく、どの腱や付着部に負担がかかるかを考えます。アキレス腱は下腿三頭筋の腱です。
選択肢の確認
1.腱板炎 僧帽筋
誤り。
腱板炎では、棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋などの腱板筋が重要です。僧帽筋は肩甲骨の運動や姿勢に関係しますが、腱板そのものではありません。
2.上腕骨外側上顆炎 円回内筋
誤り。
上腕骨外側上顆炎では、短橈側手根伸筋などの手関節伸筋群が重要です。円回内筋は前腕回内筋で、内側上顆側に関係します。
3.オスグッド病 前脛骨筋
誤り。
オスグッド病は脛骨粗面に牽引ストレスが加わる障害で、大腿四頭筋や膝蓋腱が関係します。前脛骨筋ではありません。
4.アキレス腱炎 下腿三頭筋
正しい。
アキレス腱は下腿三頭筋の腱です。アキレス腱炎では下腿三頭筋の緊張や柔軟性低下が関係するため、施術対象として適切です。
覚えるポイント
- アキレス腱は下腿三頭筋の腱です。
- 上腕骨外側上顆炎は短橈側手根伸筋が重要です。
- オスグッド病は大腿四頭筋と膝蓋腱の牽引ストレスで起こります。
- 腱板炎は腱板筋を対象に考えます。