33PM145第33回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問

東洋医学概論弁証論治八綱・瘀血・痰火・腎陽虚

次の症例について、問題145、146の問いに答えよ。 「75歳の男性。3週間前から排便量が少なく、腹部膨満感がある。食欲低下、倦怠感、足の冷えがあり、病院で機能性便秘と言われた。舌苔は白膩、脈は沈遅、腹は小腹不仁を認める。」 病態把握に最も必要な情報はどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

この問題では、高齢者の便秘で病態を把握するために、最も優先して確認すべき情報を考えます。

排便量が少なく、食欲低下がある場合は、便の材料となる食事摂取量の確認が重要です。

解説

便秘では、腸の運動、排便反射、腹圧、水分摂取、食物繊維、活動量、薬剤、基礎疾患などを総合的に確認します。

この症例では、3週間前から排便量が少なく、腹部膨満感があります。さらに食欲低下、倦怠感、足の冷えが示されています。排便量が少ない場合、まず便の材料となる食事量が低下していないかを確認する必要があります。

水分摂取や運動習慣も便秘の評価に重要ですが、「排便量が少ない」「食欲低下がある」という情報から、病態把握に最も必要なのは食事摂取量です。

ひっかけポイント
便秘では水分や運動も大切ですが、排便量そのものが少ない場合は食事摂取量の低下をまず確認します。

選択肢の確認

1.運動習慣
誤り。
運動不足は腸蠕動低下や便秘に関係します。ただし、本症例では食欲低下と排便量減少が示されており、病態把握では食事摂取量の確認がより重要です。

2.入浴状況
誤り。
入浴状況は生活習慣や体調把握に役立つことがありますが、機能性便秘の病態把握に最も必要な情報ではありません。

3.食事摂取量
正しい。
食欲低下があり、排便量が少ないため、便の材料が不足していないかを確認する必要があります。病態把握に最も重要です。

4.水分摂取回数
誤り。
水分摂取不足は便を硬くし便秘に関係します。しかし、本症例では排便量が少なく食欲低下があるため、まず食事摂取量が最も重要です。

覚えるポイント

  • 便秘では食事量、水分量、運動量、薬剤を確認します。
  • 排便量が少ない場合は食事摂取量を確認します。
  • 高齢者では食欲低下が便秘や全身状態低下の原因になります。

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