R05A115|令和5年度 准看護師試験 過去問
老年看護加齢変化・心理社会身体機能の加齢変化
加齢に伴う身体的変化について、正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、加齢に伴う身体機能の変化が問われています。
高齢者では、体温調節、水分量、血管、腎機能などが変化し、脱水、熱中症、血圧変動、転倒のリスクが高まります。
解説
加齢により動脈の弾力性が低下すると、血管が硬くなりやすくなります。その結果、収縮期血圧が上昇しやすくなります。
発汗機能は加齢により低下しやすく、暑さに気づきにくいこともあります。そのため、高齢者では熱中症に注意が必要です。
体内水分量、とくに細胞内水分量は加齢により減少しやすくなります。口渇感も低下することがあり、脱水になりやすいです。
腎臓の尿濃縮機能も低下しやすく、夜間頻尿や脱水、薬剤の影響を受けやすくなることがあります。尿の濃縮機能が向上するわけではありません。
准看護師としての観察ポイント
高齢者では、血圧、脈拍、体温、尿量、皮膚・口腔粘膜の乾燥、めまい、ふらつき、食事・水分摂取量を観察します。脱水や起立性低血圧に注意します。
選択肢の確認
1.発汗機能の向上
誤り。
加齢により発汗機能は低下しやすくなります。暑熱環境では熱中症に注意が必要です。
2.細胞内水分量の増加
誤り。
加齢により細胞内水分量は減少しやすくなります。高齢者は脱水を起こしやすいです。
3.収縮期血圧の上昇
正しい。
動脈の弾力性が低下することで、収縮期血圧は上昇しやすくなります。
4.尿の濃縮機能の向上
誤り。
加齢により腎機能や尿濃縮機能は低下しやすくなります。向上するわけではありません。
覚えるポイント
- 加齢で動脈硬化が進み、収縮期血圧が上がりやすい。
- 発汗機能は低下しやすい。
- 細胞内水分量は減少しやすい。
- 尿濃縮機能は低下しやすい。
- 高齢者では脱水、熱中症、血圧変動に注意する。