R05A116|令和5年度 准看護師試験 過去問
老年看護加齢変化・心理社会喪失体験と心理
高齢者の心理・社会的特徴について、正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、高齢者の心理・社会的特徴が問われています。
高齢者は、身体機能、役割、人間関係、配偶者、仕事、住まいなど、さまざまな喪失を経験することがあります。
解説
老年期には、退職による社会的役割の変化、配偶者や友人との死別、身体機能の低下、経済的不安、住環境の変化などを経験することがあります。これらは喪失体験として、孤独感、不安、抑うつ、意欲低下につながることがあります。
高齢者の知能には、経験や知識に基づく結晶性知能と、新しい状況に対応する力に関係する流動性知能があります。流動性知能は成人期以降に低下しやすい一方、結晶性知能は比較的保たれやすいとされます。
老いの自覚には大きな個人差があります。年齢だけで決めつけず、本人の感じ方、生活歴、価値観を尊重することが大切です。
老年看護のポイント
高齢者の訴えを「年のせい」と決めつけず、喪失体験や生活背景を含めて理解します。孤独、不眠、食欲低下、閉じこもり、意欲低下を観察します。
選択肢の確認
1.流動性知能は 60 歳ころから緩やかに低下する。
誤り。
流動性知能は、一般に成人期以降から低下しやすいとされます。60歳ころから緩やかに低下すると限定する説明は適切ではありません。
2.結晶性知能は 30 歳ころから急激に低下する。
誤り。
結晶性知能は経験や知識に基づく知能で、比較的保たれやすいとされます。30歳ころから急激に低下するわけではありません。
3.喪失を経験する。
正しい。
高齢者は身体機能、役割、人間関係、配偶者、仕事など、さまざまな喪失を経験することがあります。
4.老いの自覚に個人差はない。
誤り。
老いの自覚には個人差があります。年齢だけで一律に判断しないことが重要です。
覚えるポイント
- 高齢者はさまざまな喪失を経験する。
- 結晶性知能は比較的保たれやすい。
- 流動性知能は低下しやすい。
- 老いの自覚には個人差がある。
- 喪失体験による孤独、不安、抑うつに注意する。