R05A70|令和5年度 准看護師試験 過去問
ショックについて、正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、ショックの原因、徴候、看護対応が問われています。
ショックは、全身の組織に十分な血液や酸素が届かなくなる生命の危険がある状態です。
解説
ショックでは、循環血液量の低下、心機能の低下、血管拡張、アレルギー反応、感染などにより、重要臓器への血流が不足します。その結果、意識障害、血圧低下、頻脈、冷汗、皮膚蒼白、尿量減少、呼吸困難などが起こることがあります。
熱傷では、血漿成分が血管外へ漏れ出し、循環血液量が減少して循環血液量減少性ショックを起こすことがあります。心原性ショックは、心筋梗塞などで心臓のポンプ機能が低下して起こります。
ショックの徴候には血圧低下が含まれます。血圧上昇ではありません。対応では、原因や状態により異なりますが、安易にファーラー位にするのではなく、呼吸・循環を観察し、医師や看護師へ速やかに報告します。
報告が必要なサイン
血圧低下、頻脈、冷汗、顔面蒼白、チアノーゼ、呼吸困難、意識レベル低下、尿量減少はショックを疑う重要なサインです。すぐに報告し、指示に従って対応します。
選択肢の確認
1.熱傷は心原性ショックを起こす。
誤り。
熱傷では血漿喪失などにより、循環血液量減少性ショックを起こすことがあります。心原性ショックは心臓のポンプ機能低下で起こります。
2.ショックの 5 徴候の 1 つに血圧上昇がある。
誤り。
ショックでは血圧低下が重要な徴候です。血圧上昇ではありません。
3.呼吸困難を起こすことがある。
正しい。
ショックでは組織への酸素供給が不足し、呼吸困難や呼吸促迫を起こすことがあります。
4.速やかにファーラー位にする。
誤り。
ショックでは循環血液量や血圧維持が重要です。安易にファーラー位にするのではなく、状態を観察し、指示に従って体位を調整します。
覚えるポイント
- ショックは全身の循環不全である。
- ショックでは血圧低下、頻脈、冷汗、意識障害に注意する。
- 呼吸困難を起こすことがある。
- 熱傷では循環血液量減少性ショックに注意する。
- ショックを疑ったら速やかに報告する。