R07A14|令和7年度 准看護師試験 過去問
アナフィラキシーで最優先に実施するのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、アナフィラキシーへの初期対応で最優先となる処置が問われています。
アナフィラキシーは、急速に進行する全身性の重いアレルギー反応です。気道狭窄、呼吸困難、血圧低下、意識障害を起こし、生命に関わることがあります。
解説
アナフィラキシーで最優先となる薬物療法は、アドレナリンの筋肉内注射です。アドレナリンは、気道浮腫や気管支収縮、血圧低下などに対して速やかに作用します。
酸素投与、輸液、気道確保、バイタルサイン測定、救急要請も重要ですが、アナフィラキシーの初期対応で最優先に選ぶのはアドレナリンです。
ステロイドは遅発性反応の予防などで用いられることがありますが、効果発現に時間がかかるため、初期対応の最優先ではありません。
全身の冷却はアナフィラキシーの根本的対応ではありません。
安全管理上のポイント
アナフィラキシーが疑われる場合は、気道、呼吸、循環、意識状態をすぐに確認します。血圧低下、呼吸困難、嗄声、喘鳴、顔面蒼白、冷汗、意識低下は緊急性が高いサインです。
准看護師としての観察ポイント
准看護師は、独自に診断や治療方針を決定するのではなく、症状を観察し、速やかに看護師・医師へ報告します。救急対応では、指示のもとで必要な準備や介助を行います。
選択肢の確認
1.全身の冷却。
誤り。
全身の冷却は、アナフィラキシーの最優先対応ではありません。アナフィラキシーでは、気道・呼吸・循環の急変に対応することが重要です。
2.ステロイドの静脈内注射。
誤り。
ステロイドは補助的に用いられることがありますが、効果発現に時間がかかります。アナフィラキシーの初期対応で最優先ではありません。
3.酸素投与。
誤り。
酸素投与は呼吸状態の悪化時に重要ですが、最優先の薬物療法はアドレナリンの筋肉内注射です。
4.アドレナリンの筋肉内注射。
正しい。
アナフィラキシーでは、アドレナリンの筋肉内注射が最優先です。気道浮腫、気管支収縮、血圧低下に対して速やかな効果が期待されます。
覚えるポイント
- アナフィラキシーの最優先対応はアドレナリンの筋肉内注射である。
- 呼吸困難、喘鳴、血圧低下、意識障害は緊急性が高い。
- ステロイドは最優先ではなく、補助的に用いられる。
- 酸素投与も重要だが、最優先の薬物療法はアドレナリンである。
- 准看護師は状態を観察し、速やかに報告し、指示のもとで安全に対応する。