R05B20|令和5年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進病理・症候ショック・アナフィラキシー
ショックについて、正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、ショックの定義と種類が問われています。
ショックは、重要臓器へ十分な血液や酸素が届かなくなる生命の危険がある状態です。
解説
ショックは、全身的な循環障害です。血液循環が保てなくなり、脳、心臓、腎臓などの重要臓器に酸素や栄養が十分届かなくなります。
症状として、血圧低下、頻脈、冷汗、顔面蒼白、チアノーゼ、意識障害、尿量減少、呼吸困難などがみられることがあります。
アナフィラキシーは、アレルギー反応により血管拡張や血管透過性亢進が起こるアナフィラキシーショックです。低容量性ショックではありません。
脱水症は循環血液量が減少するため、循環血液量減少性ショックを起こすことがあります。心原性ショックは心筋梗塞などで心臓のポンプ機能が低下して起こります。
報告が必要なサイン
血圧低下、頻脈、冷汗、顔面蒼白、意識レベル低下、呼吸困難、尿量減少はショックを疑う重要なサインです。直ちに報告します。
選択肢の確認
1.全身的な循環障害である。
正しい。
ショックは全身的な循環障害であり、重要臓器への血流や酸素供給が不足する状態です。
2.アナフィラキシーは低容量性ショックを引き起こす。
誤り。
アナフィラキシーはアレルギー反応による血管拡張や血管透過性亢進で起こります。低容量性ショックとは分類が異なります。
3.血圧は上昇する。
誤り。
ショックでは血圧低下が重要な徴候です。血圧上昇ではありません。
4.脱水症は心原性ショックを引き起こす。
誤り。
脱水症は循環血液量減少性ショックの原因になります。心原性ショックは心臓のポンプ機能低下で起こります。
覚えるポイント
- ショックは全身的な循環障害である。
- ショックでは血圧低下、頻脈、冷汗、意識障害に注意する。
- アナフィラキシーはアナフィラキシーショックを起こす。
- 脱水は循環血液量減少性ショックを起こす。
- ショックを疑ったら速やかに報告する。