R05B148|令和5年度 准看護師試験 過去問
精神看護摂食・依存・認知関連コルサコフ症候群・記憶障害
コルサコフ症候群で生じる障害はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、コルサコフ症候群の代表的症状が問われています。
コルサコフ症候群では、新しいことを覚える力の障害である記銘力障害が重要です。
解説
コルサコフ症候群は、ビタミンB1欠乏などに関連して起こることがあり、慢性アルコール依存症との関連がよく知られています。
主な症状は、記銘力障害です。新しい出来事を覚えられない、少し前のことを忘れる、同じ質問を繰り返すなどがみられます。作話がみられることもあります。
知的障害は、知的機能の発達に制限がある状態であり、コルサコフ症候群の代表的な障害としては記銘力障害を選びます。
歩行障害や感覚障害は、ウェルニッケ脳症や末梢神経障害などで関連してみられることがありますが、コルサコフ症候群の中心症状としては記銘力障害が重要です。
精神看護のポイント
記憶障害がある患者には、責めたり叱ったりせず、メモ、カレンダー、時計、予定表、同じ説明の繰り返しなど環境調整を行います。
選択肢の確認
1.知的障害
誤り。
知的障害は発達期からの知的機能の制限です。コルサコフ症候群の代表的障害としては記銘力障害を選びます。
2.歩行障害
誤り。
歩行障害は関連してみられる場合がありますが、コルサコフ症候群の中心症状ではありません。
3.感覚障害
誤り。
感覚障害は末梢神経障害などでみられることがありますが、コルサコフ症候群の代表的障害ではありません。
4.記銘(力)障害
正しい。
コルサコフ症候群では、新しいことを覚える力が障害される記銘力障害がみられます。
覚えるポイント
- コルサコフ症候群では記銘力障害が重要である。
- ビタミンB1欠乏やアルコール依存症と関連する。
- 作話がみられることがある。
- 記憶障害の患者を責めない。
- メモや予定表など環境調整を行う。